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2014年03月22日(土) 大西洋 曇~小雨 風なし/波なし
1月のイカ釣り不発のリベンジです。前回の場所とは違いイカ釣りメッカのIlhabela という島の周辺です。出船場所はサンパウロから180km/3時間。 港からポイントまでは10kmもありませんが、毎度のごとく超ノロノロ木造船で1時間以上 も掛かります。 さて、午後5時に出船して6時半にアンカーどぼんで釣り開始です。水深は15m~17m と前回同様に浅いです。ヤリイカ釣り用と五目魚釣り用の竿2本を準備します。 イカ仕掛けは鉛スッテの上に浮きスッテ(YAMASHITAおっぱい2.5号)を3つ。 スッテ間隔は60cmで総延長2.4mの手返し早くできる簡単バージョン。 五目釣りは胴付き2本針。丸セイゴ15号にエダス4号の中物仕様でイワシ切り身を付けて 底まで行ってらっしゃい~。 この日は半月ですが、曇ってて辺りは真っ暗。ブラジルの船は集魚灯焚かないので、友達 がLED沢山貼り付けて自作してくれたものを持参。それを挟む形で両隣に釣友を配置して 左舷中央を陣取りました。 早速に!と言いたいところですが、照明の無い右舷の人にヒット。続いても右舷の人に ヒット。棚は5mと浅く同じ棚をキープしますが、私ら左舷側には来ません。 少し焦ります。 10分ほどするとアジの様なベイトが集魚灯に寄ってきて、そのタイミングで底まで仕掛け を落としていた左隣の釣友にヒット。でかい!! 私も底まで落とすと、しばらくしてヒット。これもデカイ! グアングアン、エダス3号では切れるか?と思うくらいの強い引き。楽しい~。 水鉄砲を目一杯掛けられて無事取り込み成功。 その後、船上ではポツポツ釣れてましたがアタリが少なかったのでポイント小移動。 で、その移動が大正解! 良型35cm~40cm胴長のヤリイカがバンバン。時にはダブルも。 この日はイカが浮いてくる事はなく、底もしくは底から5mの範囲。 ヒットパターンはヤリイカを驚かせない様にゆっくり誘い上げた後に仕掛けをステイ 入れながらゆっくり沈めていくと、途中で糸ふけを出すようなアタリ。 もしくは誘い上げてステイさせた時に微妙なイカパンチ。ヒットスッテは黄/茶色。 アタリがありすかさず聞き合わせると重い感触で、そこから1mほど巻き上げるとグアン グアンで強烈な引きが始まります。引きを味わいながらバラさない様に慎重に一定速度で 上げて最後の取り込みまで気が抜けないのはハラハラドキドキでとても楽しいですね。 調子が乗ってくると1回の誘いで1乗せ。五目釣り竿の面倒を見てる暇はありません。 群れが移動するとしばらくアタリが遠のいたりしますが、その内にチャンスタイムが 戻ってきて連発したり。そんな感じで夜明け6時まで休憩なしで11時間頑張って55杯。 その内、40杯が胴長35cm以上の良型。残りが胴長20cm以下のの中小型。20Lのクーラー BOXがいっぱいになってきました。 前回が胴長15cmを8匹だけだったので、それに比べると大大満足。リベンジ成功!! さて、夜が明けてもイカは連れ続いてますが、私は魚釣りにチェンジ。 チカメキントキが1つ釣れたのと、20cm程度のアジの仲間とセイゴがポツポツ程度。 あと、初めてのゲストでコバンザメ君とか。本当に頭の吸盤がピタッとくっ付きます。 コイツは食べる気しませんので、リリース。 その内、周りの人も魚釣りにスイッチして、ならば岩場へ行ってガロッパ(ハタ類)を 狙いに行こう!と移動。 着いたポイントは水深10m程度。こんなに浅くてガロッパ居るの?と疑いながら、太い 目の仕掛けに変更して、大きなイワシ切り身を付けてドボンと底まで。 すると、すぐにガツガツガツと当たりますが小型のフエダイ仲間と青ベラのエサ取り 達。いつまで経ってもそれらばかりなので、エイヤー、釣ったヤリイカの一番小ぶり の奴の眉間の少し上に針を刺して行ってらっしゃーい。 すると5分ほどで仕掛けをグイングイン、グーッと引っ張り込むあたり。イカがイカを 引っ張ってる様な感じです。 じーっと様子を伺ってると急にドカン、底へ潜って行く強いあたり。 慌ててアワセを入れて根に潜られない様に素早くリールをまくと良く引いてくれます。 とは言ってもドラグが出るまでには至らず浮いてきたのは35cmのガロッパ。慎重にタモ で掬い取ります。思った以上に小ぶりでしたが、日本を離れてから2年弱、アコウどころ かまともな根魚釣ってなかったので嬉しい1匹でした。すぐに締めて血を抜いて大事に 持って帰ります。 これでクーラーBOXはほぼ満タンになり、10時、釣り時間あと1時間半残ってましたが 納竿、片付けをして、周りの人の釣りを見て楽しみます。 写真はイカ大7杯をお裾分けした残り。イカ全部で55杯でした。 16時間、ほぼ立ちっぱなし、釣りっぱなしで結構疲れてましたので、港に戻るまでの 1時間、キャビンで爆睡。着いた頃にはスッキリ。 お昼ごはんを近くのレストランで取って、皆と一緒に運転手付きバンに乗せてもらって ウトウトしながら夕方6時半に自宅に到着。 集魚灯を貸してくれた友達のところへお裾分け兼ねて返しに行って、自宅に戻ってきたら 心地よい軽い疲れを感じながらも野球仲間で腹を減らせた単身者2人を招待してプチイカ パーティ。刺身、握り、掻き揚げ、マヨ炒め、ショウガ入りスープなどイカ三昧で日本酒 をあおり、12時前の解散となり、後片付けして、魚の処理も終え、2時に就寝。 意外と朝はすっきり起きられて仕事へGO。 次は6月にAnchova(アンショーバ)という日本に居ない美味い魚を船で釣りに行く予定。 その間にカヤック釣りを挟みこみながら、週末の楽しみを持ち続け、毎日を頑張り抜く 為の糧としたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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