カテゴリ:Maria's Lilyでのできごと♪
三上先生の『精油の化学』―モノテルペンアルコール類より......
ラベンダーの興味深い研究データを紹介していただきました。 外国の文献ですが、マウスに一時間微量の芳香を嗅がせた後、運動量を調べるというもの。 ラベンダーアングスティフォーリアと単体のリナロール、単体の酢酸リナリルの3種類の匂いを嗅がせたデータを比較すると ラベンダーアングスティフォーリアの精油そのままの方が 抽出された化学物質単体よりも効果が高い(運動量の鎮静効果が高い)というデータが出ているそうです。 不思議ですね~その単体の物質の効果でラベンダーに鎮静作用が起こるはずなのに、 天然のラベンダー精油の方が作用効果が強いなんて……植物って本当に不思議です。。。 そのデータにはもうひとつ、興味深い話があって、 そのマウスに微量のカフェインを注射後、匂いを嗅がせ同様の実験をしたところ、 さらに鎮静効果が高まる!という結果がでたそうです。 カフェインって覚醒作用が強いはずなのですが、カフェインが“ブースター”になって効果が高まるのだそうです。 『ブースター』というのがどういう働きを指すのか、私には理解不能ではありましたが(^^;; 結果には驚きました。 カフェインってこんなおもしろい働きをするものなんですって。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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