テーマ:松ケンに恋して…(398)
カテゴリ:松山ケンイチ
とうとう終わっちゃいましたね。。。 いろんな想いが交錯して、 涙が溢れてきます。
風太郎が思い描いた「幸せ」は、 あたし達にとっては、ごくありふれた「平凡」なものかもしれない。 でも、風太郎にとっては、 「もの凄く価値ある幸せ」だったのかもしれないと思いました。
父親も普通に仕事していて、 母親の病気も治り、 受験に合格して、 親友もできて、恋人もできる。 家族で囲む食卓。 バイト先の気の良い上司。 現実と妄想が交錯する。
あまりにも切ないし悲しい現実。 自分が死ぬ時になって初めて「死」という恐怖を味わう。 点火した導火線を唾液や嘔吐で消そうと足掻く風太郎。 この時の松山さんの演技はもの凄かった。 本当に怖かった。
風太郎は小屋ごと爆発して死にました。 でも、これで良かったんだと思う。 上手く言えないけれど、救われたんだと思う。
今現在にこそ、 「銭ゲバ」というドラマを問題提議した、 テレビ関係者に拍手を送りたい。 風太郎の言ったように、 あたし達は飼いならされた豚同然なのだから。 そして「銭ゲバ」は、 世の中にたくさんいるのだから。。。
松山ケンイチさん始め、 出演者のみなさん、スタッフのみなさん、 この作品に携わったすべての人に、 「お疲れさま」と「ありがとう」を伝えたいです。
最期まで風太郎が持っていた、 昭和45年の1円玉。 あれは、原作へ捧げたオマージュです。 原作が連載されたのが、 昭和45年だったからです。 後、ところどころに、 「太陽がいっぱい」へのオマージュもあるみたいです。
日テレ公式サイトのスタッフブログに、 ケンイチくんがコメントしています。 是非読んでみて下さい。
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