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小春日和 ほっとひと息

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2009.05.06
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カテゴリ:愛すべき日常
予てから、トレッキングがしたいと言っていた夫と、次女と、三人で、
昨日、出かけてきました。車で1時間程度の場所です。

まずは、上の写真のつり橋を渡りました。
100メートル以上の長さがあり、もう、とにかく私は早く渡ってしまいたかったのに、
夫が後ろからカメラを構えて写真を撮りたいから、
次女と二人で振り向いて^^などと声を掛けられ、とても振り向く余裕はなく、
さっさと前を向いて歩いていきました^^;
だって、足元がゆらゆらしているなんて、気持ちが悪いんですもの。
地に足がしっかりついていないことは、こんなにも人の気持ちを不安定にするのかと、
よ~く、わかりましたです。

次に良寛さんゆかりの、その昔修行をされたという五合庵とか、
国上寺を見て周り、時計回りに三階回ると幸せになるという聖観音様の周りをきっちり三回、
回らせていただき、いざ、国上山の山頂を目指して、登山です。

さぁ、森の中へ

私は、森の中をとにかく歩きたくて、山の頂上を目指すことは、おまけみたいな気持ちで、
夫の誘いを受け容れたのでしたウィンク

小径

このような小径を、私が先頭でマイペースで歩かせてもらい、
次女を気遣いながら夫が次女のペースで歩いてくるというような山登りでした。

時々小休憩をとれるようなこんなスペースがあり、
ここで二人が来るのを少し待ったりしながら、水分補給をして。

ちょっと一休みの場所

うっすら向こうに見えるのが日本海。
この日は、穏やかな海でした。

今が盛りのお花

今が盛りのお花はこちら。
山つつじ?でしょうか。
とっても美しかったです。

頂上付近は、こんな景色。

日本海

絶景

近くに見えるのは弥彦山かな?

登り始めて、40分程度で山頂まで着ました。

そのまま、来た道を引き返すルートと、倍の時間をかけて山をぐるりと回り降りていくルートと、その時点で選択肢は二つありました。
どっちにする? と家族で話し合い、次女が、長い距離の方を選びました。
ちょっとお疲れの大人は、「本当にだいじょうぶ?」と揺さぶりをかけましたが(笑)、
次女の決意は固く、倍の時間をかけて山を降りるルートで行くことにしました。

この途中には、「蛇崩」という名所?難所?もある様子。
ここを楽しみに、降りてゆくこととしました。

ほどなく、「蛇崩」に到着。
岩がごつごつした転んだら怪我をするような場所でした。

蛇崩

私にはこの斜面も急なように思え、滑らないよう、転ばないよう、
足の落とす場所にも気遣いながら、注意深く降りていきました。

「蛇崩」の謂れは、こちら…

蛇崩説明書

さて、ここを下ろうと来たところで、美しい花たちが迎えてくれました。

蛇崩からの下り道

そして、この花の咲いているあたりまで来たとき、
花と反対側の左側の足もとで、ガサガサ、という音がして、
ふっと足元を見ると、真っ黒い、直径3,4センチはありそうな大きな蛇を見ました。
全長はわからなかったけれど、びっくりしました~びっくり

名前が名前の名所であり、そこで蛇と遭遇するなんて、
なんてよく出来ているのだろう、と笑ってしまいました。

夫は蛇が大嫌いな人です。その理由は、「兎年だから」と言うのですが…
私は「辰年」、次女は「蛇年」(笑)
だからかわかりませんが、私も次女も蛇は特にイヤではないのです。

きっと、ここを護っている蛇さんなのだわ、と思いました。
姿を見たのは私だけで、「蛇がいる!」と報せたことで、蛇さんもガサゴソと姿を消してくれて、少し離れて5メートルぐらい後を来ていた夫と次女が来る頃には、いなくなってくれたので、夫がパニックを起こすこともなく、よかったですスマイル

私たちが降りてきた道は、こんなネーミングのところでした。

山の神参道

もう、そろそろ到着かな?というあたりで、この石碑が立っていました。

途中、大山神命と天狗を祭った祠があり、お賽銭を上げて手を合わせて来ました。
山の神様の参道だったのですね。

登山中、すれ違った方々は、私たちと逆のルートで上り、下る方々で、
私たちは逆周りして来たようでしたが、下りながら、ここを登るのってキツイナって思うような急で長い道のりでした。
私たちは逆に回らせてもらって、よかったんだ、と思いました。

神様もこの道を登るのだとしたら、途中で対面していたのかも知れません(笑)

降りたところには、露天風呂のある日帰り温泉施設「手まりの湯」もあり、
汗を流し、全身の疲れを癒して帰路に着きました。

硫黄の匂いが漂う、少しぬるめの温泉でした。
ゆっくり浸かることができ、外の空気も美味しいし、最高の気分でした。

次女も温泉が好きなのですが、子どもはからだが小さいので、
温まるのも早く、すぐに熱くなり、すぐに出たくなります。
もうちょっと、ゆっくり入っていたいんだけどな…、というところで、
「もう、上がろう」コールが始まるのです。
そこをなだめすかしながら、湯あたりしないように、時々上がらせたり、
風邪を引かせないようにまた入るように声を掛けたり、
私にとってはなんとも気ぜわしい温泉タイムではありますが、
次女との温泉も、これまた、愉し、です。
今は、長女は付き合ってくれませんからね(苦笑)

おかげで、我が家で菖蒲湯に入ることができず、
我が家では、購入してあった菖蒲があったのですが、
菖蒲湯を楽しむのは今日、5月6日になりました。

今日は、夫婦して、筋肉痛だったり、腰が痛かったり…
この年だから登れたけれど、このまま体力維持の対策を何もしないで年を重ねたら、
こんな300メートルぐらいの山さえ、来れなくなるね、などとお互いに警鐘を鳴らし、
私は、せっせとチベット体操を継続させようと思っています。
夫は、何をするのかなぁ。。。

今日は、連休最終日。
この連休中、しっかり読もうと思って買い溜めていた本たちがありました。
目を通すことについてはあまり捗りませんでしたが、
生活に近いところで、やりたいと思っていたことがすべてやれた連休でした。

たくさんあるクラスターの水洗いと日光浴。
家の中の埃が溜まっていてまとまった時間があったら掃除したいと思っていたところの掃除。
水槽の掃除と水替え。
ティツリーの精油を垂らしたバケツの水で和室の畳拭き。
長女と一緒に美容院に行き、買い物にお付き合い。
家族で家の前や空き地でバトミントン(笑)
あくせくすることなく、ゆるゆると充実したオフの日々を過ごせたと思います。

勉強し続けていないと、誰かに追い越されるとか、周りから置いていかれるとか、
書店で連休前に読みたい本を買いあさっていたとき、
そんな強迫観念が私にはあったように思います。

でも、まとまった時間があるときに読もうと思って買っておいても読めなかったわけで、
でも、今しかできないことをしっかりやれていたわけで、
どっちがいいとか悪いとか言っても過ぎた時間は取り戻せず、
過ぎた時間が充実していなかったわけでもないので、これでよかったのだと思います。

なんか、ヘンな文章を書いていますが、
わかったことは、どんなふうに時間を過ごそうとも、
肯定できることが大切であること。
読もうと思った本は、読みたい本なので、毎日少しずつ身にしていこうと思います。
今、読めなきゃだめ、なわけじゃない。

連休中、したことは全部、今じゃなきゃいけないことだったし、
今、したいことだったので、それでいいじゃないか、と思うことにしました。


明日は1時間早く出勤し、しっかりお掃除してから、お仕事に入ります。


生きとし生けるすべてのものが幸せです♪
ありがとうございますきらきら四つ葉





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Last updated  2009.05.06 19:53:12
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