テーマ:海外転勤生活(37)
カテゴリ:シンガポール
同じコンドに住む知り合い(子供が同じ学校に通っている)が、
住み込みのメイドさんを雇う事になりました。 ここでは、共働き家庭がほとんどのため、多くの家庭が住み込みのメイドさんを雇っているんですが、駐在員家庭のほとんどはフィリピン人のメイドさんを雇う事が多いようです。 理由は「英語が通じるから」。 しかし、メイドさんを巡るトラブルは多くて、便利な反面煩雑な事も多いのが実態です。特に、駐在員家庭のように、自国で人を雇うと言う経験をしていない場合は、どうやって対応して行くべきなのか、悩みは多いみたいです。 さて、その知り合いはメイドさんをインドネシアから雇ったそうですが、既にシンガポールで働いている経験者ではなく、インドネシアから呼び寄せたそうです。 エージェントを通して、メイドさんの渡航費やビザなどにかかる費用を払っているため、なんと向こう7ヶ月は「280ドル(シンガポールドル)」だけなんだそうです。 で、メイドさんのお給料は向こう7ヶ月、「一ヶ月20Sドル(日本円だと1500円くらい)」。そして、「お休み無し」。 280Sドル(2万円弱)をエージェントに払うのに、メイドさん本人に渡るお金は20ドル。 じゃあ、残りの260Sドルは一体いづこへ??? 渡航費、ビザ代は雇い主が払っているから、エージェントが払ったお金はそんなにないはずなのに。 この事をうちの掃除をしてくれるシンガポーリアンのメイドさんに話したところ、 「それは両方のエージェントがあるからなのよ。」 との事。インドネシア側とシンガポール側と両方のエージェントが絡んでいるから、本人にお金が渡らないわけなんでしょうね。 それでも、7ヶ月経てばお給料も上がるし、お休みももらえる。でも、慣れない国で他人の家庭で、狭いメイドルームに住んで...。それでもインドネシアの住居環境に比べれば素晴らしいらしいんだけど...。 ちなみにうちのコンドは分譲が主で、投資目的に買う人が多いらしいです。で、その多くがインドネシアのお金持ちらしい。片や、日本円で1億前後のコンドが買えて、方や一月20Sドルで7ヶ月過ごすメイドさん。 私のようなごく一般的な日本人にはなかなか納得できない部分も多いシンガポール生活です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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