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テーマ:本当の自分探し(500)
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昨日の日記のいいこと探検家さんのコメント「末期ガンなどから生還したのは、「諦めた人」が多いようですね。」に
インスパイアされて書きます。 東北に玉川温泉という温泉があります。 この温泉は微量のラジウムを含む温泉で非常に難病に効果があることで知られています。 ラジウムつまり放射線と聞くと「怖い」イメージがありますが、 放射線治療と呼ばれるくらいで微量な放射線は人体に良い効果をもたらします。 医者にも見離された末期ガンの患者が湯治に訪れます。数ヶ月に及ぶ湯治をするので、費用がたくさんかかるので昔から木賃宿(素泊まりだけの宿)が多いのです。その木賃宿も一杯なのでテントを張って湯治に訪れる人も多いのです。 そこに末期がんの患者さん、4名が湯治に訪れて湯治をするのをドキュメントで映している番組がありました。 微量とはいえ、放射線なので2ヶ月以上浴び続けると有害なので2ヶ月で出て行かなければいけません。 2ヶ月経つと麓の病院で検査してもらって治っていればO.K.という話でした。 4人の中に1人だけ、周りの方々に頂いたお守りをたくさん身につけ治るようにお祈りしたり、「絶対治る」と自分に言い聞かせたりされていたのです。 残りの3名は、淡々と生活されていました。 これを聞いて普通治ったのは、その頑張った1人と思うでしょうね。 でも、違うのです。麓の病院から帰られたのは、残りの3名でした。 よく闘病生活って書きますよね。 頑張った人は、即ち「闘病」されていたのですよ。 他の3名は病気の自分を受け入れて、ある意味諦めたんです。 闘って、諦めない。そういう姿って感動的で胸を打つものがありますが、病気を受け入れて諦めるって病気を受け入れるなんて病気に負けそうで怖いイメージもありますし、弱そうですよね。(^^) でも、ある意味、病気を受け入れる方が勇気ある行動ですよね。 病気に負けそうなイメージを克服して受け入れるのですから。 大ヒットした映画「マトリックス」も実はこの「受け入れる」がテーマです。 「おいおい、あれだけ戦っている映画で何が受け入れるやねん!」と突っ込まれそうですが、私がお届けしている(最近発行滞っていますが・・・)メルマガ【映画「マトリックス」の謎を解く】で解説していますのでどうぞ、興味のある方はご覧下さい。 ご購読はこちらから あれだけ戦うシーンを3部作に渡って見せ付けておかないと最後の「受け入れる」シーンが際立ちませんからね。 それだけ戦うからこそ、受け入れる事を知ることができる。ということでしょう。 失敗、失恋、貧乏、病気など今、マイナスの局面にいるかたも、それはマイナスの裏のプラスを知る為のプロセスですから、逃げたり戦ったりせず受け入れてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.10.10 18:22:32
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