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テーマ:本当の自分探し(500)
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昨日の日記を書いていて、これから書く事をふっと感じたのですが、長文になりそうなので今日に回しました。
台風が日本に10個上陸し、新潟に甚大な被害をもたらした地震。 TVはその被害の状況、被害に遭われた方を映しますが、何を感じるでしょうか? 私の場合は、10年前に震災に遭う前はまるっきり他人ごとに感じていました。 奥尻島の地震で津波が襲った画面でもまるで「デイ・アフター・トゥモロー」を見るみたいな感じで電線にワカメが引っ掛かっているのを見て「すげー、こんな津波が来たのか」なんて失礼な事思っていました。 しかし、震災に遭って自分ごとになって神戸を映し出す画面を言葉無く見ていました。地震当日に自転車で三宮を見たときは、町並みのあまりもの変わり果てた姿に涙出ましたよ。 震災から半年して友人の結婚式があって大阪まで出て、そこで地震のことをからかわれた時は正直言って腹が立ったし、隣に住んでいるのに自分に被害が無ければこんなものなのかと思いましたね。 震災に遭うまでは、自分もそうだったし。 どんなことでも自分が痛い目をしなければ、他人ごととして楽しんで見ている。 今日もTVの新潟のインタビューで「食べるものが足りない」と怒っていたが、この人も今までの台風の被害を映したTVを見てどう思っていたかですね。 「全てが自分だ」として、これだけの災害をTVで見る意味は、これは他人ごとではない、自分事として捕らえろとのメッセージではないのかなと思う。 世界中で起こっている悲劇、惨劇も他人ごとではない、自分ごととして感じなければいけないんだ。 別にボランティアとして現地に行けとか、緊急物資送れとかではない。第一、1人で世界全ての困っている場所を救えるわけがない。 他人ごととして無視せずに、自分ごととして感じろということ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.10.25 23:34:01
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