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テーマ:ギターと周辺機器(951)
カテゴリ:音楽
『TC Electronic』と言えばポリフォニック・チューナー『PolyTune』シリーズで一気に知名度がアップしたメーカーです。
![]() ![]() ![]() チューナーのみならず、モジュレーション系や空間系のエフェクターでも高い評価を得ており、『BOSS』並の良心的な価格とラインナップの豊富さから、個人的にはポスト『BOSS』・『MXR』的なメーカーと捉えています。 今回購入したのは『TC Electronic Corona Chorus』。 評価の高いデジタル・コーラスです。 明るいグリーンにペイントされた筐体がオシャレですね。 ![]() USBケーブルやステッカーが付属する豪華パッケージですが、何故か、説明書に付属品として記載されている9Vバッテリーは付属しません。 別に欠品というわけではないので・・・。 ![]() ![]() ![]() 『SPEED』・『DEPH』・『FX LEVEL』・『TONE』と言ったコーラスではお馴染みコントロールの他、トグルスイッチが取り付けられています。 ![]() トグルスイッチでは『TONEPRINT』・『TRI CHORUS』への切り替えが可能です。 『TRI CHORUS』に切り換えると3つのコーラスを重ね合わせた密度の高いコーラス・サウンドが得られます。 また、『TONEPRINT』は『TC Electronic』のデジタルエフェクターではお馴染みの機能で、PC用の『TonePrint Editor』やiOS用の『TonePrint』アプリと連携した機能です。 実現できる機能な主に2つ。 ・プロのギタリストが実際に使用してるトーンのセッテイングをダウンロード ・通常、開発者でないと弄れないパラメーターを変更できる ※『TonePrint Editor』のみ 『TonePrint Editor』を使えば、4つのコントロール以外のパラメーターを変更できますので一般的なコーラスでは考えられないような多彩なサウンドを作り出すことが出来ます。 また、iOS用の『TonePrint』を使えば、iPhoneからワイヤレスで『Corona Chorus』にプロのギタリストの設定を転送でき、この機能はちょっと面白いです。 『TonePrint Editor』で作成したオリジナルトーンも転送出来れば更に良いのですが・・・。 『TC electronic』製品全般に言えますが、クリック感はありますが、固くはなく、ON/OFFが確実にできるスイッチです。 ![]() デフォルトでは『トゥルーバイパス』に設定されていますが、『バッファード』に切り替えることも出来ます。 入出力は、ステレオ・イン、ステレオ・アウトという豪華仕様。 勿論、モノラルでも使えます。 ![]() 私の場合、歪み系の後ろに繋いでいるので、ステレオ・インは活かせませんが・・・。 電源は、9VセンターマイナスのACアダプターか9V電池です。 ![]() USBは、ファームウェアのアップデートやPCと接続して設定を弄る際に使用します。 コインやピックで簡単に開けられる裏蓋を外すと、電池を入れるスペースがあります。 ![]() また、ディップスイッチが取り付けられており、『トゥルーバイパス/バッファード』の切り替えや『キルドライ』のON/OFFが出来るスグレモノです。 『Corona Chorus』は、デジタルコーラスですので、アナログコーラスである『ARION SCH-ZD』のような暖かなサウンドではなく、タイトな印象のコーラスサウンドです。 ![]() 良い意味で癖や特徴がない分、非常に使いやすいコーラスに仕上がっているかと思います。 『TonePrint』を駆使すれば、多彩なサウンドを作り出すことが出来ますが、設定を複雑にしているだけとも言えますので、長所でもあり、短所でもあると言えるでしょう。 一般的な使用であれば、4つのツマミの調整だけで十分です。 ![]() ![]() 近頃はコーラスで音の厚みを演出するより、空間系エフェクトで音の広がりを演出することを好むギタリストが多いためか、コーラスが軽視されているように思います。 そのため、コレだと言える製品が無いのも事実です。 そんな中でも『Corona Chorus』はレベルの高い製品と言えると思います。 今回もレビュー動画をアップしました。勿論、下手くそなデモ演奏もあります。 ・[DEMO] TC Electronic Corona Chorus (Chorus) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年11月23日 18時15分29秒
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