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カテゴリ:近況
大日如来像が完成しました。
だいにちにょらい [大日如来] 密教の主尊。 梵語(ぼんご)Mahavairocana(マハー-バイローチャナ)の訳。 摩訶毘盧遮那(まかびるしゃな)と音写することもある。 大光明遍照・大日遍照・最高顕広眼など、さまざまな訳語ができたが、密教では大日如来が一般化した。 インド教には古くからビローチャナ神あるいはバイローチャナ神といい、日神の子と称せられるものがあり、仏教におけるマハーーバイローチャナ仏、密教における大日如来も、それと関係あるものとみられる。 大光明遍照・大日遍照というのは、いずれも日神の働きを表わすものとみられ、宇宙の真実相を太陽の働きによって表現しようとしたものであることはまちがいない。 密教においては、大日如来には、除闇遍明(やみを除き照らす)長物成就(ものを育てる)光無生滅(限りない光)の三義があるとされ、真実の知恵、宇宙の実相を具現化したものとみられる。 したがって、すべての仏菩薩(ほさつ)はここから出生し、宇宙の万象はこの仏の表現でないものはないとされる。 この仏は、このように真実でありながらしかも現象自体であるから、真実(法身)のままでわれわれに認識される(法身説法)という。 この仏のわれわれへの働きかけを修生(しゅしょう)の智(ち)といい、それを表わすのが金剛界の大日如来であり、真実自体を本有(ほんぬ)の理といい、胎蔵界の大日如来という。 この2尊はもとより一つであり、ブッダもこの仏の趣旨を受けて世に現われた仏と考えられる。 [金岡秀友] エンサイクロペディア ジュピター 世界文化大百科事典より 追伸 ペーパークラフト 大日如来像 参考までに 説明書では、最後の接合が少し説明不足です。 符牒がなく、感覚で接合します。 頭部と上体部の首の接合は、先に済ませましょう。 私は最後に接合すると、残していました。しかし安定させるのが難しくなってしまいます。 それは首の内側からの修正が困難で、接合部が心残りになりました。 やはり、紙だけでは強度が不足ですので、芯棒は要ります。 また割り箸、アルミワイヤーなどでの内側からの補強は必要です。 瞬間接着剤は、後で動かないので、木工用ボンドが良いと思います。 しかし塗り過ぎると、紙が柔らかくなるので、注意が必要です。 熱接着剤のグルーガンは、必需品です。 仮組みには、絶対登場します。 形の修正の固定にも役に立ちます。 熱接着剤だけでは、接着部が厚くなり強度も足りず接合には不向きです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.11.22 13:06:39
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