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凡声庵閑話:南正邦の覚え書き Minami Masakuni

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2024.02.12
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カテゴリ:彫刻制作

石粉粘土で、中抜き技法をしました。
脱活乾漆と同じ技法を、石粉粘土で置き換えて
みました。

1、心棒の周囲に大まかに発泡スチロールブロックで形を作り、ビニールテープで固定します。



2、梱包用シートを巻き、紙テープで固定します。




3、新聞紙を巻いて、ビニールテープで固定しました。
スプレーで湿らせました。

しかし、後に土粘土を剥がす時、新聞紙がくっついてきました。
この上からラップを巻いた方が良いと思います。




4、土粘土を貼り付けます。



5、土粘土が落ちないように、ビニールロープで縛ります。




6、土粘土で大まかな形を作ります。



7、離型の為に、アルミテープを細かく切って貼って、土粘土をくるみます。




8、石粉粘土をつける前に、ガーゼを当てて、水で溶いた木工ボンドを塗って、下地を作ります。



9、石粉粘土で成形していきます。

一層目には、ガーゼに定着させるよう、薄く馴染ませます。
二層目には、石粉粘土にスサを混ぜます。
スサは、藁を使いますが、今回は、ココナッツ繊維を細かく切った物を使いました。
麻紐を細かく切ってほぐしたモノでも構いません。
麻のスタッフを細かく切ったもの、よしずを、細かく切ってほぐしたモノでも構いません。
石粉粘土が乾燥して割れるのを防ぎます。
それから、三層目から本製作です。
すぐに乾燥して硬化し始めますので、スプレーで水分を補給しながらの製作です。
下地に土粘土があるので、安心して大きな面取りはできますが、硬化がはじまると、成形は難しくなります。




10、一週間ほど、乾燥させて、心棒を台座から外します。



11、石粉粘土をノコギリでカットして、蓋を作って外します。



12、中の石粉粘土以外の物を、取り除きます。



13、石粉粘土だけになりました。
ライトを当てて、石粉粘土が薄い部分や穴を、水を含ませて石粉粘土を盛り付けていきます。



14、木工ボンドで接着して、内側からガーゼをボンドで貼り付けて、石粉粘土を盛って接合部を補強します。


15、一応、完成です。



この後、この形をベースにして、石粉粘土でさらに造形していくことができます。









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Last updated  2024.02.12 13:16:37
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