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HTMLというのは、ホームページ、Webページを作る言語の1つである。ホームページを開いて、ソースを見ると、そのホームページを構成するHTMLを見る事が出来る。英語と日本語で書かれていて、初めてみると呪文のように感じる。ホームページビルダーやドリームウェーバーというオーサリングソフトは、裏でHTMLを生成でき、HTMLを知らなくてもホームページを作ることができる、という売りで作られ、販売されている。学ぶのに辛気臭い、面倒なHTMLは避けたいのが、普通の人の本音だ。パソコン教室のホームページビルダー教室でも、本気でHTMLに取り組む所は少ない。HTMLを知らなくてもホームページは作ることが出来るという宣伝文句を使っているからだ。ホームページビルダーでも何回か修正を繰り返すとデザイン上で身動きできなくなることがある。HTMLのソースを知っていれば簡単に修正できる。 最近はHTMLでホームページのボディ構造をつくっておいて、CSSという言語で文字の大きさ、位置をコントロールする言語とリンクさせて、ホームページを作っていくという方法がとられている。CSSとはカスケーディング・スタイル・シートのことで、独特の書式を持っている。オーサリングソフトでも、このCSSが使えるようになっているが、使いこなすには、CSSの原理を知らないと難しい。 遠回りのようだが、ホームページ作成を学ぶには、このHTMLから始めた方がよい。 書店に行くとパソコン学習書が多数並んでいる。英語、カタカナのタイトルをみていると頭がくらくらするが、ホームページ制作の棚にHTML作成の本が並んでいる。これら本の中にまず2種類ある。HTMLのタグの機能、役割を個別に解説したものと実際にホームページを作りながらタグの機能を説明していくという2種類である。わかりやすいのは実際にホームページ作りを体験できるものである。また本のなかには初級、中級、上級とレベルがある。もちろん最初は初級から始めるべきであるが、間違って中級のものを購入しても、後から使えるのであわてないことである。初級のものは「はじめての~」「超初心者の~」とタイトルに書いてある。これらの本は文字も大きく、入力すべき文字も色違いで示している。付属CDにエディタ等のソフト、サンプルで使う画像などが付いている。エディタの設定方法なども掲載されているので、それに従う。 HTMLは英語の学習と似ている。初級テキストでは、よく使うタグや方法など80%くらいカバーしている。英語は中学英語で実用英語の80%くらいカバーしているのと同じだ。この初級を繰り返し、慣れていく、やり方を覚えていくことだ。中級になるとめったに使わないタグやら方法がでてくる。初級テキストを学んだ人は半分くらいは、わかる、知っているという状態になる。ポジションなどという所は理解が難しいところなので、説明がくわしいテキストを入手するとよい。 エディタはメモ帳でもいいが、フリーのものをダウンロードして使った方がいい。 テキスト通りに入力したのに、どうしても画面がテキストのようにならないことがある。どこかで間違っているらしいが、どうしてもわからない。ここがHTML学習の大きな壁である。簡単に間違いを発見できれば、先に進むことが出来る。こういうときは、文法間違い、スペル間違いを指摘してくれるエディタはありがたい。Firefoxというブラウザを入れておき、このブラウザのプラグオンでHTMLの間違いを指摘するという機能が付くので、これを利用する方法がある。中級テキストには、HTML、CSSの間違いを指摘してくれるホームページがあるという紹介もある。これを使いこなせば、自動的にチェックをしてくれる。 どういう所が間違うかを知れば、修正に強くなれる。自分のクセもある。CSSと本体HTMLのリンクのスペルが違う、画像の保存名が違う、同じような保存名の画像を多量の保存する場合、スペルがずれていて間違いを発見できることもある。半角の空白が入っている場合もある。自分でチェックできるようになれば、相当レベルが上がってきたと判断していいだろう。エディタのクセにも注意が必要だ。終タグが自動的に入ってしまうものがある。入力位置の違いは、前後の単語を確認することで発見できる。ともかく間違いを恐れないことである。うまくいってもうけものの精神で行う。エディタの文字表示は大きくする(12ポイントくらい)。
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最終更新日
2014.06.15 13:58:24
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