待てど暮らせどマテマティカ

今年は本をあまり読まなかったなあ…
買うことはかったような気もするけれど。
覚えている中で今年のベスト３を。
純文学と、コミックエッセイと、コミックそのものの３冊になりました。

◆キてる３冊


わたしの名は紅

トルコの作家オルハン・パムックの小説。
昨年秋に購入、作者がノーベル文学賞を受賞してすぐだったので
話題沸騰で品薄だったところを、ぎりぎりでゲットした記憶が。
歯ごたえがあるのでなかなか読み進めず、年を越しました。
でも生涯の一冊になった。エーコ『薔薇の名前』以来の感動。


片づけられない女のためのこんどこそ！片づける技術

いやこれは新聞広告でみて即買い。
かなりモチベーションがあがりました。
本を紹介することはあっても勧めたりはしないわたしが
無理矢理親友に貸したくらいです。
ああ～掃除しなきゃ！


チェーザレ（2）

チェーザレ。今４巻まででています。
以前日記にも書きました。とても刺激的、面白いです。
いやもう絶賛。ハマること間違い無し。
ご一読あれ。


◆ハズした１冊

実は候補に２冊あがっていたのですが、さっき読み返して
んんん…まあ、許しといたるわって感じだったので１冊です。

今年はよほど体調悪かったのですね。自分には嗅覚があると思っていたのに
ジャケ買い、話題買いで結構外しました…
そのなかで極め付きの１冊。
ちょっと嫌な予感はしたんですけどね。
新書だから、つい。


あなたは人にどう見られているか

「大学の講義に列ができる」とかなんとかの惹句に騙された～！
内容うすいです～～。総花的にもほどがある。
著者の研究ではなく、何を学校で習ったかを羅列したような、
お勉強ノートのような本。著者が受けた講義名まで透けて見えてきそうです…
こういうジャンルに出会うのが初めてで、
ここから文中で紹介されている学者の著作や関連文献にあたるのなら、
いいガイドになるのかもしれませんね。
勉強をしたことのない大学生向け…？

これで行列できるのですね、大学というところは…と、
カバー裏の著者近影みて納得。
男子学生が列つくっていると想像。あくまで想像です。


◆番外編

Harry Potter and the Deathly Hallows　UK版 Adult Edition　（ハードカバー）

ええ、買いましたとも予約して解禁日に。

ところが前後お仕事ぎゅうぎゅうで、とても半日で読めるわけない。
せっかく手に入れたのに読めずにもし結末を人から聴かされるはめになったら、と
恐怖心の方が勝ってしまい

読んでしまいました。


最後の章だけ…


気がすみました。

今日本語版が予約真っ最中ですね。皆さんは正統に楽しんでくださいね！


◆　懺悔の本
昨日の日記で「王様」のCDを紹介して、あり得ないことに絵本のほうをすっぽかし…
プレゼントにいただいたのはこの本です


ルリユールおじさん

名前を残さずほんものを作る人への讃歌です。


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