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2011年12月04日
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 ついに第3部が始まりました。

 もう一度見ると、感想も変わるのかもしれませんが、

 ファーストインプレッションを書いておきます。


 36歳になって既におじさんの域に達した真之が、

 三笠艦上でセーラー達の見ている前で、背負い投げされたのですから、

 痛々しいというか、真之の描き方が可哀そう過ぎるんじゃないかと思いました。


 不謹慎かもしれませんが、ドラマ「坂の上の雲」に一番期待しているのは、艦隊戦の映像です。

 しかし、今回は、マカロフの爆死、戦艦「初瀬」、「八島」の触雷、沈没のシーンは全く描かれず、

 日露海戦前半戦の最大の山場である「黄海海戦」の映像も全く無かったのですから、

 やっぱり残念としか言いようがありません。


 この回あたりの主役は、どうしても児玉源太郎(満州軍総参謀長)になるのでしょうが、

 大山巌(イワオ、満州軍総司令官)も乃木希典(第3軍司令官)も伊地知幸介(第3軍参謀長)もいい感じなのに、

 児玉源太郎だけはどうしても児玉に見えません。


 児玉が怒りだすシーンでは、頭の中でいくら振り払っても

 「桃太郎侍」

 が出てきて困りました。


 戦争のシーンばかりで、

 いくらやっても旅順は落ちないし、兵士が死んでいくシーンがどうしても多くなり、

 1時間半を通して殺伐とした雰囲気の中で、

 秋山家の団らんのシーンだけが一息つけるところです。


 このシーンで使われた「秋山好古」の手紙を、

 少し長いですが書きだしておきます。


 『別に用もないから鉛筆で面白い話しを始めましょうね。

 お祖母さんの心意気
 
 戦さなどやめて

 平和に暮らしたい

 (1)戦さは平和の為にせよ


 お母さんの心配

 さよふけてもはや

 大酒はお身の毒

 (2)酒を慎み身を大切に


 伯父さん(真之のこと)の気楽

 世を捨てて日露戦争

 何処にやら

 (3)虚心平気で進むべし


 よし子(長女)の優しさ

 父さんの戦さがへりが

 待ち遠しい

 (4)早く帰りを待ち居れど


 賢子(次女)の落付(オチツキ)

 遅くても勝って下さい

 お父さん

 (5)必ず勝って帰らんせ

 
 信好(長男)の健気さ

 父さんが負けたら

 わしが仇うち

 (6)負けてもかまわぬ何処までも


 勝子の無心

 この戦さきっと勝子と 

 楽しめり

 (7)勝子の名をば懐に

 
 おっと忘れた季子(真之の妻)に豊子

 戦場は若い士官の懲役場

 女狂いの心配もなし

 
 婆やの苦労

 正岡が居るから
 
 内は大丈夫』





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最終更新日  2011年12月04日 22時52分36秒
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