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カテゴリ:機関投資家
本日のお題は機関投資家の 「GPIF」(年金積立金管理運用独立行政法人) のポートフォリオについて考えていきます。 ・まず「GPIF」とは・・・ 私たちが国に収まている年金を資産とし運用し 利益を出し、将来私たち年金加入者の年金を 支払うために、株や債券に投資し 資産運用している行政法人。 大きくまとめて機関投資家の一種です。 そして、今回はこの「GPIF」を例に挙げ、 学ぶことで、今の社会の動向、 大口たちの分散投資、資産運用を 把握して自らのトレードに活かす というのが目的です。 今日はまず、「GPIF」のポートフォリオから 知っていこうというところからです。 まず、2020年4月1日からの2024年までの 発表されている資産構成割合は以下の通りです。 ↓ 国内債券、外国債券、国内株式、外国株式、 この4項目に分散投資されており、 その全てが25%の割合で分散されております。 非常に安定的な、ポートフォリオで 運用されております。 どこかが増えると、減少したところに回され、 一定の割合を保つようにしております。 それでは過去の資産構成割合も見てみましょう。 ・2006~2009年度 ↓ ・2013年6月~2014年10月 ↓ ・2014年10月~2015年3月 ・2015~2019年度 このような資産割合になっております。 まずこちらを見ると、分かりやすいのが 国内債券の割合の減少です。 国内債券の金利低下をうけ、資産の流動が まず、国内株式、外国株式に流れ 今では外国債券の割合も増え、 一律の25%になりました。 このように分散投資をするにあたっても、 今の世の中の現状、市場の動き 金利政策を把握したうえでの、 利回りが一番ベストかを考え、 リスクヘッジをした投資戦略が求められます。 大まかに大口のポートフォリオを把握するだけで 利回りの良い投資戦略や、また大口の動きを 把握したうえで、どこに?いつ?資産が 流れてくるかが大まかにでも把握できるので 知っているのと知らないのでは、まるっきり 投資スタイルが変わると思います。 ギャンブル性の少ない投資へと近づきます。 このような資産運用の仕方、大口の動向を 踏まえ、次回は大口の決済(リバランス) についてもお話していきますので、 是非次回も宜しくお願い致します。 今回はここまでです。 ・ファンダメンタルについて https://plaza.rakuten.co.jp/matsukenmoney/diary/?ctgy=4 ・経済指標について https://plaza.rakuten.co.jp/matsukenmoney/diary/?ctgy=5 ・チャート分析 https://plaza.rakuten.co.jp/matsukenmoney/diary/?ctgy=3 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.10.19 02:41:19
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