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カテゴリ:本
10年間 含まれる閏年の回数によって、3651日間、3652日間、3653日間、と三つの長さがある このタイトル「3652」は伊坂幸太郎、初のエッセイ 2000年から2010年まで、10年間の「小説以外」 伊坂幸太郎ファンならずとも とてもおもしろく読める一冊だと思う なにより、彼の小説から勝手に感じていた 伊坂幸太郎という人物と、このエッセイから受ける人柄とが一致 することがうれしい よく、彼の小説の中で、「かっこいいお父さん」が登場するが これは、たぶん伊坂氏の「お父さん」そのもの なんとも好人物なのだ 日常の当たり前の風景とか、ちょっとした出来事 の感じ方、捉え方がほんとうにおもしろい
このところ、ずっと読んでいた(なかなか入り込めず・・・) 百田尚樹「錨を上げよ」が分厚い上下巻で もう、返却まで間に合いそうもなく、またしても途中で一旦リタイア そのほか、最近読み終えたのが 今野敏 「エチュード」 海堂尊 「モンフェウスの領域」 有川浩 「フリーター家を買う」 湊かなえ 「夜行観覧車」 百田尚樹 「モンスター」 など
このところのポカポカ陽気で 屋根に積もった雪も解けて雨だれのように 規則的に落下する音を聞きながら 春の訪れを感じたい
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