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イタリアの何がええねん?

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2008年11月16日
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カテゴリ:人間観察
イタリアのボローニャというところに住んで10年になるのだが、
そこまで有名でもない中都市にこんなに長く留まってるのかというと、
まずは私の腰の重さのせいだ。

他の都市や国に住むことにも、日本に帰ることにも大変興味があるのだが、
もうここで、仕事も人間関係もある程度できてる以上、
他の場所で、また一からやり直しとなると、
年を追うごとに腰が引けてくる。

さすがにこれだけ長くいると、ボローニャ人の気質は、
だいたい飲み込んでいる、と思う。
どんな気質なのか、時期と併せて書いてみたい。

最初の一年

ボローニャ人と友達になる機会少なし。
ボローニャは、南イタリアからの移住者が多く、
生粋のボローニャ人の割合が少ない。
加えて、海外からの移民の割合も多い。
詳しい数字はわからないけど、感覚として。

ぼちぼち仕事を始めた頃

親切、面倒見がいい。
聞けば必ず役に立とうとしてくれる。
しかし、絶対に役にたとうとする義務にかられるためか、
よくわからなくても、正しげな答えを言ったりする。
正しげ、というだけで、実際間違ってたりするのだが・・・。
この頃、まだ細かいイタリア語がわからず、
人頼みなことが多かっただけに、
信じ込んで何度だまされたことか・・・。
でも、本人達に悪気はなし。

ホテルのレストランで死ぬほど働いてた頃

独立心が旺盛。
基本的に、人の下で働きたいとは思っていない。
常に独立して何かやる機会を狙っている。
経営者としては、まぁ有能な人は有能。(という程度)
お金はあればあるほどいい。と考えている。

つかず離れずで、円滑に人間関係を進めるには
ちょうどいい温度。日本から来た私には、そう思える。
ただし、心から通い合う友を作るには、南の人とのほうが
簡単かも。

自分で仕事を始めてから

基本的に、人種や障害者に対して偏見はないし、新しいことでも
受け入れようという前向きな考えが(保守的なイタリア人にしては)
ある。

五人に一人ぐらいの割合で、氷の女がいる。
上記の2が、完全に欠けている女性。
まぁこの手のタイプはどこにでもいるのだが・・・。

そこにいない人の噂話が大好き。
この手のタイプも、どこにでもいるのだが・・・。

値切れそうなところは、ちゃんと値切る。
しかもかなり強気で。
何度これで泣いたことか・・・。
しかし一度合意すれば、後の金払いはよい。

他の町からの移住者からは、「ボローニャ人は冷たい」
と言われ、概ね嫌われている。
ただしこれは、イタリアのどこの町にいっても一緒。
彼らは、おらが村が一番、だから。


まぁ一概にこうとは言えないのだが、イタリア人の
どこで生まれ育ったか、また、両親がどこの出身か、で
気質の違いはあると思う。
日本の出身地の違いよりも、はるかに大きい(気がする)。

また、外見的な見た目も違う。
この辺だと、もう170-180cmぐらいある女の人も多く、
157cmの私なんて、人なかにいくと、よく埋もれる。


今日、なんでこんなことを書こうかと思ったかというと、
今、井上ひさしの「ボローニャ紀行」を読んでいて、
10年もボローニャにいるのに、「へ~」とか「ふ~ん」とか
思うことが多かったからだ。
井上ひさしさんは作家だから、よく調べて書いてるけど、
イタリア大好きで、しょっちゅう来てる人達は、
私なんかより、ずっとイタリアをよく知っている。

せっかくここに長くいるのに、勉強不足、というか、
ただ生きるためにここにいる、って感じ。

なんとなく反省してしまった。












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最終更新日  2008年11月22日 22時35分54秒
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