イタリアの何がええねん?

みなさ～ん、魚食べてますか～。




いや～魚高くてびっくりですわ。

ボローニャ、魚の値段、どんどん上がっていってます～。


今日の時点で、まぐろ1kg 35ユーロだって～。


ひょえ～。


日本で買うのよりは安いけど・・・10ユーロでしたからねぇ、最初は。


輪切りにしてもらって買うのですが、

どんなにがんばってキレイに掃除しても

400gぐらいは骨と皮で捨てないといけないですから、



600g 35ユーロかぁ・・・。


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なんでこんなに悩んでるのかというと、

今日は友達のための仕事があったんです。


いつも


お金がな～い、お金がな～い


と、バカの一つ覚えのように言ってる友達ですからね。


しょうがないので、


材料費+αだけでいいよ。


と、言ってしまったんですよ。友達ですしね。



まぐろの値段見て、

今日はまぐろパス、とも思いましたが、

その子、まぐろ大好きですからね～。


買わないとがっかりされるのはわかってましたから。





しかたないので、おばちゃんに、うんと薄く切ってもらえるようお願いしました。



「もっと・・・もっとうす～く!!」



「MAU@ちゃんダメだって～、これ以上薄く切れない」



「いや、おばちゃんは、やればできる子。包丁持って、


さぁ立て!! 立つんだ、ジョ～～～～～～～～!!!!!!!!!!!!!!!!」



うううう、とコートの中で泣くおばちゃん。


苦しくったって～、悲しくったって～

鮎原こずえの意地 見せたれよ。



包丁が涙で見えないはずのおばちゃんが切ってくれたマグロの輪切り～。


最後のほう、めちゃくちゃ分厚くなってました～。


で、お値段なんですが、



56ユーロ～。まぐろだけで～。パフパフッ






たった四名様の夕食会の仕事に～56ユーロ～まぐろだけで～。


「お金がない」という言葉しか知らない友達のために～56ユーロ～まぐろだけで～。


財布の中に50ユーロしかないのに～56ユーロ～まぐろだけで～。


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あはははうふふふ










ひろみ・・・もっと薄く切れるように練習なさい( by お蝶夫人 )



( 飲むがよくてよ )



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一生懸命集中して、後の魚選びしたんですが、

結局70ユーロちょっと出て、カードで支払いました。


とにかくお金がない友達には、このことを先に知らせとかないと・・・。



「魚代だけで、70ユーロかかりましたぁ。

がんばりましたけどぉ、これ以上は無理でしたぁ。

すみませんでしたぁ。( なげやり )」



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友達、たっぶり30秒間、固まってました。



まぐろ買う前に、「こんな値段だけど、ほんとにマグロ買う?」

と念押ししなかった私のミスかもしれないので、


他の材料費は私が持ちゃいいんでしょ、持ちゃあ!!


ということで、決着しました。



って、

赤字じゃ～～～～ん




働いて、マイナスかよ。トホホ。


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で、(イヤイヤ)仕事してるときに、他のお客さんから電話がありました。



「2人分なんだけど、安くして～」



この魚値高で!!!!!



たった二人分で!!!!!!





値引きしろだと～～～～～!!!!!!!!!!





・・・またマイナスの仕事かよ・・・orz





今月は


白衣の赤十字お助け月間




恵まれない子に愛の手を。




・・・・あ、それ私か。

誰か愛の手、さしのべて～～～。




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ググっても見つからないんです～!!
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