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カテゴリ:大地のめぐみ
この時期おいしい果物…梨。
私の住むこの辺りは梨の産地で、この辺りで採れる梨は志太梨といいます。 私の通っていた中学校の周辺には梨畑が広がり、春、梨の白い花が一面に咲く風景を 教室の窓から見て育ちました。 だから。。。という訳ではないけど、甘くてジューシーな梨が大好きです。 10数年前、父が孫たちのために梨の木を数本植えました。 梨の栽培は受粉やその後の管理などとても大変らしく、店先に並ぶような大きな梨は思うようにはできませんでした。 やっと大きく育った数少ない梨も鳥に食べられてしまって、なかなか私たちの口には入りません。 そのため最近は梨の木はほったらかしにされています。 そんな梨の木に今年、たったひとつだけ大きな梨が実りました。 春にはたくさんの白い花が咲き、そのうち幾つかは小さな実をつけました。 でもいつの間にかまたしても鳥にやられ、今年は絶望と思っていたのに。。。 鳥も見逃したのか、枝の先の方にひとつだけ生き残った梨は、無事に大きく成長しました。 そして収穫されたたったひとつの梨。 梨の木一本分の養分を最後まで独り占めして大きくなった梨。 形は悪いけど、どんなに甘くておいしいんだろう・・・? でも。。。食べられない。。。 何かもったいないというか、かわいそうというか。。。食べられない。。。 この梨、いったい誰の口に入るんだろう。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年09月18日 00時22分17秒
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