2870020 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2008.10.24
XML
カテゴリ:仕事の話
 びっくり?バス停へ急ぐ途中、腰のポシェットに触って見ると何だか様子がおかしい。チャックを開くと、キーカードホルダーが無い。慌てて家に戻って探すが見つからない。これは困った。カードが無ければ勤務するビルに入ることが出来ない。いや、他にカードを持った人の後について入館は出来るのだろうが、自分のいる管理室への入室が出来ないバツのだ。

 ショックこれでは警備員としての仕事に支障が出る。焦る気持ちを抱きながら、大雨の中を再びバス停へ向かう。いつもより3本遅い便。おまけに遠回りの路線だった。それにしても一体どこで落としたかわからん。昨日は山越えで走って帰った。その時は確かにあった。家に着き、昼飯を済ませてから、行ったのは郵便局と整骨院と買い物した近所のスーパーのはず。自転車足跡

 怒ってるカードを失くしたらきっと「始末書」ノートものだろうな。警備員失格だ。先日書いて出したばかりの論文が「油断大敵」だった。今回はとても言い訳できない自分のミスなので、あの論文は取り下げてもらおう。ひょっとしたら辞めることになるかも涙ぽろり。バスの座席で私はすっかり覚悟を決めていた。実は清掃担当者のカードが読み取りにくく、私の到着を首を長くして待ってるはずなのだ。そんなことより、自分の不始末ブーイングにどう決着をつけるか。

 ハート(手書き)当社の決まりでは、キーカードホルダーは必ずベルトに通すことになっている。それを雨を理由にトレパンを履いて来た。当然トレパンにはベルト通しは無い。だからポシェットをして来たのだが、そこに肝心のものが入ってなかった。まさに油断だ。今更悔やんでも仕方がない。管理会社の人が来るまで待つしかないか。しょんぼり

 ダッシュバスから降りて勤務先のビルに急ぐ。遅刻はしなかったが、今はそれどころの騒ぎじゃない。おや、誰か女の人が役員車の運転手さんと話をしているぞ~?良く良く顔を見ると、我が女房殿おとめ座ではないか。「お父さん見つかったよ!」。彼女はそう言って私にキーカードホルダーを手渡し、待たせていたタクシーに飛び乗った車

 雫妻は今日、4軒のお宅へ行く仕事。その合間に明日からの展覧会に備えて、油絵パレットを搬入する必要もあったようだ。大雨雨でしかも忙しい時に、飛んだ迷惑を掛けてしまったバイバイ。でも、これで何とか警備員の面目は保つことが出来、清掃関係の人もようやくビル内に入れた。慌てて制服に着替え、何時もより3分遅れで巡回へ。

 えんぴつ仕事を終えて第2現場のビルへ行くと、新たな使命が私を待ち受けていた。またしても論文提出の依頼だったびっくり。今度のテーマは「信頼される警備員を目指して」。数日前に書いたタイトルが「油断大敵」。で今度のテーマが「信頼きらきら」か。ふ~む。

 マル秘皮肉なことになったがこれもまた運命の悪戯かウィンク。帰宅して妻に聞くと、キーカードホルダーは食卓の椅子の上に落ちていたそうだ。きっと昨日買い物から帰った後にテーブルから転げたのだろう。こうなったら前回に引き続き、今回も失敗談を書かせてもらおう。あっかんべー





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.10.24 16:21:33
コメント(6) | コメントを書く
[仕事の話] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.