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マックス爺のエッセイ風日記

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2009.04.27
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カテゴリ:日本史全般
ウィンク 偶然から生まれた旅 ほえー?

 電車さくら4月18日土曜日。翌日に「かすみがうらマラソン」を控えながら、私は妻と岩手県の平泉へ旅した。目的は中尊寺で桜を観ること。旅は偶然のことから始まり、さらに偶然の結果を招くことになった。あっかんべー

 さくら温泉この日の当初の予定は、宮城県の涌谷城、岩手県平泉、同北上市の展勝地の3箇所で花見をし、温泉に入るバスツアーだった。それがツーリストから人数が集まらないためキャンセルになったと連絡があったのだ。今年は桜の開花が例年より1週間ほど早いため、その日辺りが満開になると私は踏んでいた。だが大抵の人は次の土曜日に申し込んだようだ。ダッシュバス

 スピーカおとめ座私は妻に2人だけで花見に行くことを提案した。行き先は平泉。バスツアーと違って移動が不便だし、温泉にも入れない。自分で時刻表を調べ、弁当も用意する必要がある。月に1度は旅行したい妻は私の提案に乗った。妻が平泉を訪れたのはまだ高校生の頃のこと。私も10年ほど前のツアーで「春の藤原祭り」へ行っているが、まだ見たい箇所があったのだ。うっしっし

 きらきらその1つが中尊寺の金色堂。それは妻も同様だった。そして2つ目は、藤原三代が政治を執ったと言われる柳之御所跡を自分の目で確かめることだ。話は決まった。その日は弁当が入ったリュックを背負って最寄の駅に行き、電車で平泉へと向かった。自転車電車

 晴れさくらオーケー朝はまだ寒さが残っているものの、岩手県南部の日中の気温は20度以上。やはり私が見込んだ通り、絶好の花見日和となった。ついでながら1週間後の土曜日は、低気圧の通過で荒れ模様の大雨。既に桜は散りかけ散々な花見となったと思う。どうやら私の勘は冴えていたようだ。雨台風バツ

 ノートえんぴつさて、私が座席で新聞を読み始めた時、妻が小さなメモ帳を取り出し、鉛筆で何かを書き留めた。んんん?一瞬訝しむ。どうやら俳句を作ったようだ。突然むらむらっと何かが胸の中で目覚めた。よ~し、俺も俳句を作ろう。「どれメモ帳を貸して!」。メモ帳と鉛筆を受け取ると同時に、私の気持ちは一気に作句へと向かった。どきどきハート

 涙ぽろり?あれは8年前の春。私は石川県の山奥へ転勤した。自分が何故そこへ「飛ばされた」のか、当時は理由が分からなかった。不便だが人情味は篤く自然豊かな土地柄。職場は最新の建物で充実した研究設備もある。だが失意中の私はどう気持ちを立て直すか苦しんでいた。走ることが出来れば少しは慰められるけれど、折悪しく疲労骨折の影響で全く走ることが出来ない。マラソンバツ

 歩く人自転車単身赴任で余裕がある私が出来ることと言えば、散歩することと自転車に乗ること。実は俳句を作ろうと思い立ったのも、マウンテンバイクで福井県の東尋坊へ旅した途中のことだった。もちろん私は季語も作句上のルールも知らない。知ってるのはただ「五七五」だけ。暇に任せた出鱈目な俳句作りの結果が2千句の「作品」となって残った。当時の俳句への熱い想いが、突然電車の旅の途中で甦ったのだ。妻が持参したメモ帳と鉛筆。これがこの旅を生んだ2つ目の偶然だった。ウィンクグッド<続く>


ウィンクバイバイ<お断り>

 スマイル今回のシリーズはかなり長くなりそうな気がします。このため日々のニュースなどを欄外に記させていただくことがありますので、予めお断りをしておきます。また、当然のことながら私は俳句や歴史のプロではないため、時には事実に反することを記す可能性があります。その際はどうぞご容赦くださるよう、お願いします。ウィンクバイバイ





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Last updated  2009.04.27 19:32:08
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