カテゴリ:仕事の話
猫ひろしがカンボジアのマラソン代表に決まった。本人が頑張った結果なので立派という意見もある一方で、カンボジアの人に申し訳ないとの意見もある。それでも走り始めてから4年であのタイムを出し、例外措置でもオリンピックに出られるのは凄いと思う。
大リーグマリナーズの一員として来日していた岩隈が、対巨人戦でメッタ打ちにされた。4回投げて6失点では言い訳も出来ないだろう。彼が初めて大リーグを目指したのは2年前。あの時も契約寸前まで行ったのに、年俸が低いと言う理由で取り止めた。もし彼があの時行っていれば、楽天球団には15億円ほどが支払われ、選手の強化につながったと思う。「勝手な男は勝手に生きろ」って感じ。 イチローは相変わらずマリナーズの中心選手として活躍し、この度日本へも来た。だがゴジラ松井にはどの球団からもオファーがない。既にシーズンが始まっているのに、所属が決まらなければ野球は出来ない。きっと心の中では焦っていることだろう。日本に戻ればまだまだ大スターの彼。早く帰属が決まることをかつての一ファンとして願っている。 さて、昨夜のこと。ドカドカドカと何かが揺れた。また地震?と思ったのだが、そうではない。それは驚くほど大きい心臓の鼓動だった。不整脈がまた起きたのだ。不安が胸を過る。不整脈が起きるのも困るが、起きないのも困る。私は4月に不整脈の再手術を受ける予定。だから不整脈が起きないと、その不正な電気信号がどこから発生しているか探すことが出来ないのだ。 そんなこともあって、今朝はいつもよりかなり早く目覚めた。愛犬との散歩と朝食。それが済むと早めの出勤。少し遠くのバス停まで歩き、バスと地下鉄を使ってどれだけ早く職場に着くことが出来るかを確認するためだ。一番早いバスは6時6分。だが4分遅れで着いた。冬は10分遅れの日もあったと停留所で待っていた人の話。始発の場所が結構遠いようだ。 地下鉄との乗り継ぎも良く、案外スムーズで、6時40分には職場に着いた。いつもより25分も早い。これなら4月から他のビルでの7時からの勤務にも間に合うだろう。最初に気になっていた「引き継ぎのノート」を読む。4月から新しい職場へ変わる遅番の同僚が、面接でどんなことになったかを知るためだ。新職場での待遇や勤務体制がこと細かく記されていた。 彼も大変だが、私の方はもっと大変。今日は4月以降このビルで警備を担当する他社の方への引き継ぎがある。大元の管理会社、下請けの管理会社、他の警備会社、我が社の責任者が顔を揃え、いつものように巡回業務からスタートした。それが終わると、鍵の授受、書類への記帳、立哨の実際などを逐一指導する。 本来ならば我々の仕事を奪ったライバル会社なので引き継ぎなどしたくない気分だが、「立つ鳥跡を濁さず」を肝に銘じて親切に教えた。我が社の上司も安心して会社へ戻った。管理会社の若者がそっと名刺を1枚私にくれた。このビルの警備を立ち上げた6年前からずっと一緒だった彼。立場は違うけれど、いわば苦楽を共にした仲間だった。勤務の関係で彼と会えるのは今日が最後。その彼も、まだ4月の人事が発表されていない。 人間は社会的な動物。外で働いている男は特に社会情勢の変化をまともに受ける。混沌とした情勢の中で自分がどう働き、どう生きるか不安が付きまとう。特に日本人は、人一倍不安を感じやすい民族らしい。環境が変わり、体調の不安が残る中で、どうしたら一番楽に働けるか。4月からはそれを目指そうと思う。そして頑張ってもダメな場合は、また考え直せば良い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[仕事の話] カテゴリの最新記事
|
|