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マックス爺のエッセイ風日記

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2013.04.28
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カテゴリ:生活雑記
≪ 懐かしい職場 ≫

さくらスマイル 昨日アップした写真で名前の分からなかった花だが、山野草に詳しいhimekyonさんが親切に教えてくれた。スミレは「ナガハシスミレ」で、白い花は「ユリワサビ」だろうとのこと。またピンクの花は「エイザンリスミレ」だそうだ。世の中は広く、博識な方がいるものだ。ノートえんぴつ

会社目 さて林の中から、かつての職場の宿舎が見えた。私達夫婦が結婚生活をスタートした最初の場所だ。思わず懐かしさがこみ上げ、足が構内へと向かった。あれから43年。周囲の様子がかなり変わっている。ここは21歳から27歳まで働いた第二の職場だが、このキャンパスで過ごしたのは4年3カ月に過ぎない。記憶が風化するのも道理だろう。周回道路を左に回ると、初めて観る建物があった。近づくとそこにはこんなものが。びっくり!?


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うっしっしグッド 芸術専攻の学生の作品だ。さらにはこんな不気味なものも。ショック


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ほえー 面白いが、あまりのリアルさにギョっとする。私が在任した頃はこんな作品が道端に曝されていることはなかった。周囲には「炭焼き体験コーナー」や「タナゴ観察池」などもある。私が去った後の大学は、ユニークな教育で有名になった。その一端を観た想いだった。体育館は昔のまま。グラウンドに向かって下りて行くと、野球場が見えた。ええ~っ、こんなのがあったかなあ?わからん?

野球ボール いや、わずか1年間ほどだが、ここで確かにボールを追いかけた記憶がある。その右手に初めて観る建物。学生に聞くと「セミナーハウス」とか。大きな桜の右側にはヤギの小屋も。ふ~ん。なぜ大学でヤギを?疑問に思ったが、ヤギはメエ~っと鳴くだけで、疑問には答えてくれない。これは多分生物教育の一環なのだろうと納得。ウィンク


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クラブ花 グラウンドを横切って事務局のある建物へ向かう土手に、大きく育ったフキノトウとスミレの群落があった。事務局棟に入って様子を窺う。私がいた当時とは組織名も部屋の配置も大きく異なっていた。大学は法人化して、自由裁量の余地が増えたのだろう。かつての職場だった図書館に入る。ここもかなり様子が違っていた。カウンターで入館手続きを済ませ、館内を自由に見学。増築したことは知っていたが、4年前に大改造をした由。館内は全くのフリーで、開放的な大学図書館に生まれ変わっていた。会社目がハート

おとめ座 カウンターの担当者と話している時、見知った顔の女性が近づいて来た。山形勤務時代の部下だった。仙台に転勤したことは知っていたが5年前に係長に昇進し、4月の人事でここに転勤したばかりとのこと。私がなぜここへいるのかと訝かる彼女に、「カタクリの花を撮るついでに寄った」と話すと驚く。ここが私の大学図書館職員としての原点であることを知らないのだ。あっかんべー

歩く人足跡 そこで仙台を振り出しとした11か所の勤務先を全て上げた。私は3か所で大学図書館の創設に携わり、特に徳島の鳴門では最初からたった1人で創った。だがこの職場の上司や先輩は全員が鬼籍に入り、当時を知る人は誰もいない。その頃私は働きながら夜学で学び、司書の資格を得、専門試験に合格し、専門職として生きるため東京へ出た。電車バイバイ

泣き笑い それ以降の生活は激変し、喜びも苦労も味わった。特に全国から精鋭が集まった筑波では、事あるごとに自分の非力さを痛感したものだ。だが、ここから飛び出したからこそ今の自分が存在する。私は懐かしさに満たされながら、かつての職場を後にした。ダブルハートバイバイ<続く> 





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Last updated  2013.04.28 04:08:55
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