テーマ:暮らしを楽しむ(385030)
カテゴリ:生活雑記
一昨日の夜のこと。私は布団に入りながら、あるダイエット番組を観ていた。若い女性をアルコールを大量に摂取するグループ、スナック菓子をご飯代わりに食べているグループ、ご飯だけを大量に食べているグループ、肉類を大量に食べているグループの4つに分け、それぞれに相応しいダイエット方法を指導し、ある期間中にどれだけ体重を落とせるかを競うものだった。 ご飯に塩をかけて1度に2合も食べる人、寝ながらずっとスナック菓子を食べている人など、普段の暮しは信じられないものばかり。苦しんでダイエットするくらいなら、もっと食べる量を減らしたら良いのにと思うのだが、きっと抑制が効かないのだろうねえ。 優勝者は80kgから58kgくらいまでに落ちた女性。結局は参加者全員が15%以上も体重減に成功した。フィナーレのダンスも見事で、実に様になっていた。 それから寝ようとしたのだが、急に右足が攣った。ランニングのレース中に、痙攣をしたことがあった。まだ走り方を知らないで、高温の中長距離を走った時などだ。大量の汗を流して体内のミネラルを失った結果だ。でもその日はゆっくりと9km走っただけだったのだが。何度も痙攣が起きるため、結局睡眠薬を飲んだ。そして8時間以上グッスリと眠った。 次の朝カーテンを開けると、外は雪だった。前日も日中から小雪が舞っていたが、夜の間に少しだけ積もったようだ。朝食後、私はカメラを持って散歩に出かけた。色んな雪景色を撮る。そして俳句を詠めたら嬉しい。そんな気持ちで夢中になり、良い被写体がないかを必死で探した。多分3kmほど歩き、80枚以上の雪景色を撮ったはず。その合間にも、「五七五」を口ずさんでいた。 帰宅後、私はリュックを背負って近所のスーパーへ行った。買ったのはお菓子類とコロッケなど。少し前の「試してガッテン!」で、ピーナツの脂が血管の若返りにとても良いことを知ったからだ。ちょうどピーナツが切れていた。それに甘いものも食べたくなっていたのだ。コロッケはカボチャのが売り切れで、カニ肉入りのクリームコロッケが値引きしていたので買った。ごくささやかな買い物だった。 帰宅してパソコンを立ち上げると、ブログのアクセス数が全然伸びていない。俳句を載せた「冬を詠む」になってからだ。初日は845件だったのが、第2日目には544件にまで落ち込み、3日目もほとんど伸びない。 これはショックだった。自分としてはかなり苦労して作り上げた「作品」だった。中には「良いね♪」と書いてくれる人もいるが、それは普段から付き合いのあるブログ友で、大部分の読者にとっては面白くないのだろう。苦労とは反比例の結果に、雪の写真の整理も中止してしまった。結局3日目は406アクセスに留まった。 オバマさんが退任に先立って挨拶をした。人権派の大統領らしい格調の高い演説だった。その後、トランプさんの記者会見がトランプタワーであった。彼は当選後、初めての記者会見。ツイッターでは一日に何度もつぶやいているのに、取材には一切応じなかったのだ。その間に、中国、ロシア、日本にも言及し、幾つかの自動車メーカーを名指しで非難した。 初めての記者会見も散々な内容だったようだ。ごく一部の報道以外は、ほとんどを敵に回した感じで、今後の政権の前途に不安なものを感じる内容だった。韓国もそうだがアメリカも国民の意見が完全に2分して大揺れ状態だ。果たしてこれから世界はどう動くのだろう。 ≪103歳の言葉≫ 現役の前衛芸術家、篠田桃紅さんの著書『103歳になってわかったこと』から抜粋。 曰く。「身を挺して、悩み苦しみを書き著した天才・芥川と太宰」。 補足には「人はどう生きるべきか、永遠のテーマで正解はない」とあります。103歳の篠田さんが文学について語るとは意外でした。私は芥川も太宰もほとんど作品を読んだことはありません。なぜか虚無的な雰囲気が嫌いなのです。 でも彼女の言いたいことは良く分かります。2人の作家は、自分でもどうしようもない悩みを、彼らの作品にぶつけたのでしょうね。「人生に正解はない」。今その言葉を、身に沁みて感じている私です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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