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マックス爺のエッセイ風日記

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2017.04.08
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カテゴリ:園芸・家庭菜園
ノートえんぴつ 昨日から始まった「仙台市野草園」の話の続きだが、今日はタイトルを変えた。「上天気に誘われて(^^♪」はいわばイントロダクションみたいなものだからだ。かと言って、今日からスペシャルバージョンと言う訳でもない。まあ「御用とお急ぎじゃない方は、ゆっくりご覧ください」と申し上げておこう。ダブルハートぽっ


             ツクシ  

 土筆。ツクシである。スギナの地下茎から伸び、胞子を放つ「笠」のような部分を持つ。実は今年はまだこのツクシを見てなかったのだが、まさか野草園で見るとはねえ。まあツクシも立派な野草だし、私が文句を言う立場にもない。その根元に生えているのがヨモギの若芽。この葉を摘んで加工すると、「草餅」の材料になる。独特の香りが嬉しい野草だが、実はとてもしぶとい雑草なのだ。しょんぼり


  園内の小道

 「仙台市野草園」はJR仙台駅から南方に3kmほどの大年寺山の山頂にある。昭和20年代の半ば、戦災で失われた緑を取り返すべく、この地を野草園として活用することになった。元々は地味の痩せた赤土の山。それを切り拓いて東日本に生息する野草を中心に育成する一大プロジェクトが開始された。

 オープンしたばかりの野草園へは、父に連れられてやって来た。私は多分小学校の低学年だった頃だ。赤松が伐られて、山上からは仙台市の中心街や付近の中学校、愛宕神社などが丸見えだった記憶がある。何の楽しみもない戦後の暮しのさ中で、野草園を心を癒すオアシスにしようとした先駆者の苦労を思う。


           トチの大木  

 樹を植え、野草を植える作業は大変な苦労だっただろう。痩せた赤土の地に、高山植物や水辺の植物、乾燥地の植物、里山の植物など、東日本に普通に見られる植物群を再現するには、きっと長い月日を必要としたように思う。そんな先人の苦労が実って、元々の山とは全然異なる風景が、今私の目の前に展開している。


   園内の池

 前述の通り、元々は山なので平地は乏しい。文字通り「山あり谷あり」である。谷には川も流れ、窪地には池もある。また奥まった場所には小さなダムもあり、大きな芝生の広場もある。だからアップダウンのきつい園内を一周すれば、相当良い運動になることは間違いない。歩く人足跡


             山道 


 大年寺の山頂は標高130mほどか。そのわずかな高低差を上手に利用して、高山から平地までの野草を網羅するのだから大変な苦労だ。そして四季折々の花や植物を揃えるのも大変なことだと思う。園芸種なら幾らでも手に入り、適宜交換するのも簡単だが、ここの主人公は野草。本来の生息地から離れて、赤土の山にやって来たのだから、きっとビックリしたはず。良く頑張ったと思うよ。職員もそして野草たちも。さくらスマイル


   芝生の広場

 ここまで来ると、家族連れが目立つ。きっと休日には大勢の市民がやって来るのだろう。広い園内で一日ゆったり過ごしたら、嫌なことなど忘れてしまうだろうね。春はカタクリなどが咲き、秋には宮城県と仙台市の花「ミヤギノハギ」が咲く。ハギのトンネルを潜るのも楽しいよね。そして園内には、石の彫刻や「水琴窟」などの楽しみもあるんだよね。手書きハートウィンク


          藪椿 

 あれまあ。前置きの話を長々としていたら、結構字数を使い果たしたみたいだねえ。一枚も花の写真を入れないのもなんだから、今日は藪椿だけでも載せておこうか。これは麓の大年寺の入り口、私が自転車を停めた場所に咲いていたんだよね。それが結構な大木でね。では続きはまた明日。ダブルハートバイバイ <続く>

 <補記>

 

ノートえんぴつ 昨日「仙台市豊齢カード」について紹介したら、やや大きな反応があった。これは65歳から有効のカード。ところが70歳になると、今度は「仙台市バス・地下鉄敬老乗車証」と言うカードが使える。市営地下鉄、市営バス、民間バスの仙台市内を走る区間に乗車出来る優れもの。私の場合は正規料金の1割負担で済み、大いに助かっている。

 私が仙台市を離れたくない理由の一つがこれ。でも私はあまり利用しない。理由はケチだからではなく、健康のために出来るだけ歩いたり自転車に乗ることを心がけてるため。そして仙台では、昨日ソメイヨシノの開花宣言が出た。まさに春本番である。さくら自転車





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Last updated  2017.04.08 08:25:58
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