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マックス爺のエッセイ風日記

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2018.05.12
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カテゴリ:生活雑記
~わが日常の記~

  

 映画を観た。『ロンドン・人生はじめます』と言う洋画。これは全くの偶然だった。映画館の案内で『ピーターラビット』の封切日を調べていた時にたまたま見つけた作品。その他にもたくさん並んでいたのだが、どれも今時の若者向きなアニメなど。そんな幻想にうつつを抜かす歳ではない。だがこの作品には惹かれるものがあった。上映は1日1回。そろそろお終いなのかと感じ、観る気になった。

            

 小雨降る寒い日だったため、少しだけバスに乗った。それで朝一の開幕に何とか間に合った。ロンドンの住宅街に住む夫と死別した老女が、偶然古い屋敷に小屋を作って住むホームレスと知り合う。立ち退きを食らう彼を老女は救う。退去運動を進めていたのは彼女の友人だったが、彼女は男の自然な生き方に次第に惹かれて行く。だが、彼女は借金の「かた」に家を売り払って郊外へ移転。

  

 結末は書かないことにする。年老いた時、人は残された人生をどう生きるのか。家族とは何か。愛とは何か。そして欲望とどう折り合いをつけるのか。老後の限られた暮しにも、人類としての普遍的なテーマがある。私が心を動かされたのは、きっとそれだったのだろう。偶然の出会いと運命。後はどれだけ自分に正直に生きられるか。それが多分一番大きな課題のように思えてならない。

            

 映画の帰り道「業務センター」で野菜を購入。その中に100円のタケノコがあった。根元の堅いタケノコ。今季はと言うより、ここ数年ずっと食べてなかったタケノコ。家に帰って早速圧力鍋で煮、その後煮物を作った。柔らかい皮も一緒に煮たが、まだいがらっぽい。たまたま見つけたぬかを入れ、再び残ったタケノコを煮て、水に浸した。これは目下冷蔵庫に保管中で、いずれ第2弾の料理に使う予定。

  

 夕刻、お向かいのKさんから「麦切り」と茹でたワラビの差し入れがあった。麦切りは山形県鶴岡市の名産で、上等な生うどん。ワラビは早速出汁醤油をかけて食べた。懐かしい旬の味だがちょっと待てよ。残りはタケノコ、油揚げ、ニンジンなどと一緒に煮たらどうか。まさに春の山菜料理になるのではないか。滅多には食べられない山菜料理。想像しただけで、何だか嬉しくなった。

            

 翌日、仙台は4日ぶりに晴れた。気温も上がるとの予報で、久しぶりに布団を干した。前日から干したままの洗濯物も、きっと良く乾くはず。畑の苗も適度の雨と気温で、順調に生育中。庭にツルヒメソバが咲いてるのを見つけた。ネットで調べたら「ヒメツルソバ」が正解。どうやら語順を間違えて記憶していたようだ。美しい青梅の実を見て、その日も一句。

        青梅の玉にも優るいのちかな

 玉はギョク。中国の歴代皇帝が愛して止まない宝石で、権力の象徴でもある。この時期の青梅は貴重な玉にも負けないほどの美しさ。それはきっと瑞々しい生命力から来るものだろう。私は今年も梅干しを作る予定でいる。

  

 例の米朝首脳会談は、6月12日にシンガポールで開催されることが決定。トランプさんは金委員長に、自由主義国家の繁栄ぶりを確かめさせるために、わざわざシンガポールを選んだと聞く。さてロケットマンの現地での反応がどうか、興味津々の私だ。

 布団を運んだ際、2階の窓が3か所開いていることに気づいた。天気が良かったころ通風のために開けたままだったのを、すっかり忘れていたのだ。道理で家の中がスースーしていたわけだ。大笑い





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Last updated  2018.05.12 00:00:32
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