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マックス爺のエッセイ風日記

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2019.08.18
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カテゴリ:芸術論
<「堀本恵美子絵画展」は仙台三越7階アートギャラリーにて、8月20日(火)まで開催中です>

       

 昨日の土曜日、私は迷っていた。日曜日に最大17kmを走るための余力を残しつつ、前日に何をするか。お盆は過ぎたが、墓参りはしたい。そして札幌のブログ友たくちゃんと約束した絵画展の会期も、残り少なくなっていた。バスの時刻を調べ、経路と行動を脳裏に描いた。バスから地下鉄に乗り換えて墓参りを済ませ、その後に繁華街のデパートで絵画展を観れば、気になっていた2つの事柄が一挙解決だ。

  

 霊園付近の花屋で花を買い、両親と姉が眠る墓にお参り。既に2組の花が供えてあった。兄夫妻と、姪のはず。花筒に水を入れて花を供え、線香の燃えカスを掃除。お菓子とお茶を墓前に供え、ひとしきり冥福を祈って帰途に就く。帰路はバスにした。その方が歩く距離が短くて済む。気温は既に30度を超えている。だがデパート内で私は迷子になった。何と階を間違えていたのだ。デパートに行ってない証拠だ。

       

 ようやく会場を見つけた。美術家らしき人と来場者が何か話をしている。どうやら知り合いのようだ。私は話が終わるまで絵を観ていた。どれも同じようなテーマ。きっとそれだけ安定しているのだろう。とても明るい抽象画で、人類の希望を感じる宇宙観。どの絵にも大変な額の値札が付いている。全て売り物なのだ。国内や国外での購入先が紹介されているのは、絵が売れている証拠。きっと評価も高いのだろう。

  

 絵葉書(上)の経歴によれば、この美術家は東京都生まれで東京女子大卒。美術は武蔵野美術学園で学んだ。1982年日仏現代美術展(パリ)。1991年サージマルジス賞受賞展(NY)。2010年スイスジュネーブアートフェア。同年韓国国際アートフェア。2012年環太平洋アートフェスティバル最優秀賞受賞(ハバロフスク)。2013年招聘個展(ハバロフスク)。

       

 2017年グロデコフ美術館招聘個展および作品買い上げ(ハバロフスク)。ギリシャ・テッサロニキ市美術館、コソボ国立美術館、佐久市立近代美術館など国内外の美術館等で作品買い上げ。1980年から国内外での企画個展110回開催。2019年5月から「月刊ギャラリー」にエッセイ連載中。

  
           <作品を前にした堀本恵美子画伯>

 堀本さんとお話しすることが出来た。札幌のブログ友たくちゃんさんからの紹介だと告げると、ニッコリ笑った。そしてブログで紹介してくれるならと言う条件付きで、作品とご本人の写真を撮影することを許してくれた。私の撮った写真をチェックして、これなら良いとOKサイン。絵の話、たくちゃんさんの話。私のブログの話などして、会場を出た。早くブログに載せて、絵画展を紹介して欲しい由。

       

 絵画展の挨拶に以下の文章があった。目には見えない心や魂の世界を描き始めてから、早30年の月日が流れました。青から始まり最近は金、銀など「魂の七色」と言われる色で描いています。「富士山から宇宙へ」などの作品シリーズ、ガラス絵まで約30点を展示致します。「やすらぎ」と「生きるエネルギー」の湧いてくる絵画を是非ご体感頂ければ幸いです」と結んであった。

  

 ブロ友たくちゃんさんの紹介で知った今回の絵画展だが、「本物」の画家が命を懸けて描き続けるエネルギーや魂の浄化と言ったものを私は感じた。貧乏老人には到底買えるような絵ではないが、画家が一生かかって追い求めているテーマが何かは分かった。それはわたしたちにも通じるように思うのだ。凡人は凡人なりに苦しみながら、一生かかって何かを追い求めていることに変わりはないのだから。

       

 さて、今日の大会ではどんなドラマが私を待ち受けているのだろう。猛暑に苦しむのは覚悟しているが、もし無事に帰宅出来たら、ぜひその話をブログに書きたいものだ。では行って参ります。夕方には無事帰宅出来ますよう、祈っていてくださいね。読者の皆様も、今日一日どうぞお元気で。バイバイスマイル





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Last updated  2019.08.18 19:11:07
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