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マックス爺のエッセイ風日記

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2020.04.14
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カテゴリ:園芸・家庭菜園
<M公園の桜その2>

  

 4月3日に近所のM公園に散歩に行った時のこと。まだ6分咲きのソメイヨシノと違って満開の桜があるのに気付きました。ソメイヨシノよりも少しピンク色が強そうです。近くに行って見ると・・。

       

 木の枝に「江戸彼岸(エドヒガン)」の標識がかかっていました。昨年はなかったので、今年になってから新しく作られたのでしょう。実は日本を代表する桜の品種である「染井吉野」(ソメイヨシノ)は江戸時代の植木職人が、この江戸彼岸と大島桜を接ぎ木して作った新しい品種。染井は確か植木職人たちが住んでいた村の名前だったと記憶しているのですが。

  

 江戸彼岸(エドヒガン)は一見したら枝垂れ桜のように見えますね。いやきっと本来は枝垂れ桜の仲間なのでしょうね。
       

      でもこれは白っぽい花ですけどねえ。

  

       

  

 おお。この枝はピンク色が優ってるね。さて今から15年ほど前、山形県の置賜(おきたま)地方=米沢市周辺の桜を見るツアーに参加したことがありました。その時見た古い桜の木は全てがこの「江戸彼岸」でした。そして樹齢は1300年ほど。それが神社や仏閣の境内に植えられていたのです。

     

 時代はまだ奈良朝のころ。都人から見た東北は野蛮な蝦夷(エミシ)が住む地。その山形県南部に位置する置賜地方に既に古い神社仏閣があり、境内には桜の木が植えられていた。そのことを知って私は、決して古代の東北はさほど遅れた地ではなかったと確信したものでした。野蛮人がそんなことをするわけがないからです。

  

 カタクリが咲くクヌギ林の手前に冬桜の樹が1本だけ植えられていることを私は知っていました。近寄って見ると、遥か梢の先に頼りなげな花が幾つか見えます。

       

 この木にも真新しい標識が掛けられていました。どうやら近所の中学校の生徒たちが作って樹に取りつけたみたいです。まだ若い世代の生徒たちがこんな自然保護活動に力を入れていたことに、意を強くした私でした。最初に立ち寄ったA沼公園でも、ホタルの保護活動をしてるみたい。嬉しいですね。ダブルハートスマイル

  

 中学生たちの保護活動は、まだこの冬桜のように頼りないものだけど、いずれは地域の発展のために大いなる力になることでしょう。最初に寄ったA沼公園でも、ホタルの保護活動をしてるとも聞きました。是非とも頑張って活動を続けてほしいものです。

  

 遠目にも立派な枝垂れ桜。これも江戸彼岸かどうかは確認しておりませんが、大きな枝垂れ桜が4本並んで、まるで滝のように見える場所もありますよ。

     

       いや、ここは上と同じ場所でしたね。しょんぼり

  
      
  

 この3枚は標識がないために、種類が分かりません。でも次第に衰えて行く公園内のソメイヨシノを補うために、10年ほど前に植えられた若木なのは確かです。

     

       

 では最後にソメイヨシノを2枚載せて、M公園でのお花見散歩を終わりますね。この公園では、八重桜などはこれからが本番。機会があったらまた紹介することにしましょう。でまたまた。バイバイスマイル<完>





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Last updated  2020.04.14 00:00:09
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