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マックス爺のエッセイ風日記

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2020.06.19
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カテゴリ:生活雑記
~梅雨の合間に~

                ナス  

 久しぶりにまとまった雨が降りそうなので、その前に畑仕事をした。ネットの整備や苗の植え替えなどだ。翌朝、喜び勇んで窓を開け、庭と畑の湿り具合を確認した。おうおう、十分ぼどの雨、これで2日ほどは水やりしないで済むはずだ。だが、庭に出て前日移植した苗を観て愕然、すっかり萎れていたのだ。やはりあれだけ乾燥した中での移植は無理だったのか。せめてもう少し元気を取り戻してくれたら良いのだが。

  トマト

 だが、後悔はすまい。自分では大丈夫だと思い、出来る限りの手は尽くした。多分根の張り具合と、連日の猛暑で苗が移植に耐えられなかったのが原因。一応判断ミスとして置こう。そこで萎れたキュウリの苗の近くに、新たに種を蒔いた。折角ネットまで張ったのだから、このまま引き下がるのは悔しい。自分なりに最大限の努力をし、後は野菜の生命力を信じたい。

             

 朝食もそこそこに自転車で山の上の内科に向かった。その朝の「エール」は可笑しかった。死んだ「音」のお父さんが頭に三角頭巾をつけて現れた。いくら撮影済みのシーンが残り少ないとは言え、あれじゃ朝ドラのイメージを損なうよな。まるで喜劇。幸い病院はとても空いていて、私は血糖値を測るため採血室に入り、4番目に診察を受け、最近の体調を話し、「血圧手帳」を差し出した。

  

 今、小規模の医院はどこも経営が厳しいとドクター。コロナ感染を恐れるあまり、患者が診察に来ないのだとか。それに学校が再開されたせいで子供たちも病院へ来なくなった。街の店や飲み屋に客が来ないのと全く同じ。ただしスーパーだけは、どこも客足が絶えない。やはり生きるために食料の確保は不可欠。薬局で薬を受け取り、坂を下って帰途に就いた。

              

 その途中小さなスーパーに寄って買い物。1個100円の夏ミカンとグレープフルーツ。小粒の見切り品だが、私はこれで十分。血圧降下剤とグレープフルーツの併用は禁止となっているが、ドクターはあまり気にするなと。薬剤師の説明では少し強めに効いて血圧が下がり過ぎることがある由。豆大福、アイス最中なども買って帰宅し、早速アイス最中を食べる。頑張った自分へのちょっとしたご褒美だ。

  

 さて今週買った「刺身」はマグロとクロダイの2種類。パックには刺身と書いてないが、活きの良さを見込んで刺身になると判断。帰宅後出刃で刺身用に下ろす。3日分をそれぞれ皿に盛り、残りは冷凍室へ。1回分150円の刺身は身がプリプリして美味しかった。クロダイは大阪や四国では「チヌ」、沖縄では「チン」と呼ぶ高級魚。焼いても煮ても美味い。刺身はなかなかの味と食感だった。どうやら私の判断は正しかったようだ。

            ヤナギガレイ  

 ヤナギバガレイが確か3枚で200円だったはず。それに塩を振って一夜干しにしたのだが、翌朝ビックリ。夜分の雨で表面が濡れていた。その前にも冷凍と自然解凍を繰り返して活きが悪くなり、焼くとはらわたが魚焼き機の受け皿を汚した。やはりもっと早く処理し、念のためはらわたを抜いておくべきと反省。それでも焼いて食べた。戦後の食糧不足の頃は、残った骨にお湯をかけ、スープにして飲んだものだ。貧しさや空腹を嫌と言うほど味わった貴重な体験だった。

   

 そしてこちらは冷蔵庫の中で変色した生シイタケ。2パック買ったのは2週間前。使う予定がないまま冷蔵庫に保管。パッキングがきちんとされているので大丈夫と高を括っていたら、徐々に変色が進んだ。そこで開けると、少しブヨブヨした部分も。そこでザルに開けて、天日干しした。すると余分な水分が飛び、色も薄らいだ。これならOK。タマネギ、豆腐と一緒に味噌汁に。やはり捨てないで良かった。これからの季節は腐敗との戦い。冷蔵庫に入れたからとと言っても安心は出来ない。ぽっ





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Last updated  2020.06.19 05:40:10
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