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マックス爺のエッセイ風日記

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2020.09.04
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カテゴリ:園芸・家庭菜園
~時期は秋冬野菜の準備へと~

  

 8月の末から私は少々焦っていた。庭と畑の雑草が物凄いことになっていたからだ。原因は高温と多雨だが、熱中症の心配で草取りが出来なかったのも大きい。それに私は蚊に刺されやすく、それらが躊躇させる要素になっていた。だがこれ以上は待てない。そろそろ秋冬野菜の準備時期が迫っている。それにある店の「割引券」の使用期限が8月末までだった。これは何とかしなくちゃ。

            

 連日にわたる早朝の草取り作業。その中で幾つかの発見もあった。その第1がミョウガ。8月の猛暑で葉が枯れかかっていたミョウガ。それが朝夕ホースでの水やりを続けたせいで、例年よりも多くのミョウガが収穫出来た。そして第2の発見がタカサゴユリの開花。この種を庭の各所へ蒔いたのは4年ほど前。ほんの遊び心からだった。ペラペラのまるで紙のように薄い種。まさかそれが発芽するとは。

  

 それがどうだろう。日当たりの悪い場所や、雨が当たらない堅い粘土の軒下でも育ち、コロナ禍で沈む今年、庭のあちこちで開花してくれた。夏の朝のジョギングで、今年は山百合を見ずに終わった。それだけに嬉しさが募る。カサブランカの華やかさに比べたら何の飾りっ気もない清楚なタカサゴユリ。良いではないか。単純明快で。独り暮らしの私を慰めるために咲いてくれたかのような気高いその姿。

            

 発見のその3はこのカボチャ。ある朝、梅の木のてっぺんまで伸びたカボチャの蔓を鎌で切り、下へ引きずり落としたらズシリとした手ごたえ。これは変だ。どうしたのかと思ったら何とこれが付いて来た。まだ若い実。完熟までにはまだ間がありそうだ。モミジの樹に伸びた蔓は私が受粉させたので知っていた。それをビニールひもで樹にしばって楽しみにしていた。だが、梅の木の方はきっとミツバチのお陰だろう。

  

 4つ目はゴーヤ。雑草の始末と併せてナスの苗3本、モロッコインゲン、南の畑のキュウリ、そしてツルムラサキ、ヘチマの苗を処分した。その畝をスコップで掘り、石灰と発酵鶏糞を撒いて均した。そして何気なく残ったゴーヤの蔓を見ると、貧弱な実が3本生っていた。これは昨年食べたのの種を植えたもの。遊び心の積りだったが失敗したと諦めていた。それが始末する間際にようやく実を結んだのだ。

                

 南の畑のナスとトマトは処分せずに残した。まだあと少しだけ収穫が望めそうだからだ。野菜が高い今はわが家の野菜も貴重な食糧だ。耕した畑に、残り物の大根の種を蒔いた。「発芽保証時期」を2年も過ぎているが多分発芽するはず。そして、1株66円で買ったブロッコリー10株とキャベツ3株も植え付けた。タイミング良くその日の夜に雨が降った。天気予報を観るのも大事なことだ。

  

 園芸店から届いた「バースデープレゼント」のポイントもギリギリ間に合った。ちょうどその日は月末の割り引きデートも重なって、わざわざ出かけた甲斐があった。早速帰宅して白菜と聖護院大根の種を蒔いた。白菜はヘチマを抜いた後の畝に、そして聖護院大根は裏の畑の雑草を抜いた後に。これでひとまず当面の作業は済んだ。残りはトマトの畝にタマネギを植えるが、それは10月末で十分だ。

          

 長雨に日照不足など天候不良で思わしくないわが家の夏野菜だったが、それなりの収穫はあった。そして梅雨の合間を見て作った今年の梅干しも完成して、既に食べ始めている。健康に感謝、野菜や花や植木たちの生命に感謝。時には辛さも感じる農作業と庭仕事だが、これからも出来るだけ長く楽しみたいと願っている。わが生命の許す限り。<続く>

             





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Last updated  2020.09.04 11:48:27
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