悲喜こもごも
今日は何度書いてもブログが進まない。楽天のチェックシステムが作動して、ある言葉に反応するのだ。私はそれを否定するために書いているのだが、システムは馬鹿正直にその言葉を使うと前進を阻んでしまう。もう2時間近く無駄な時間を費やした。今日から12月だと言うのに、困ったものだ。 国内でも鳥インフルエンザ流行の兆しが見られる。新潟県では鶏が、そして青森県ではアヒルが感染。どちらも野鳥から感染したと思われる同じタイプのウイルスだ。已む無く32万羽の家禽が殺処分された由。宮城県でも感染して死んだマガンが見つかり、急遽消毒に追われている。近所の動物園では、カモやフラミンゴの禽舎を閉鎖したそうだ。感染騒動が早めに治まることを願いたい。 ある歌手がある容疑で逮捕された。本人から警察へ、▽聴や▽撮が行われているとの通報があり、自宅に駆け付けるとそのような事実はなく、尿からある反応が出た。本人と警察の言い分は真っ向から対立しているが、このような反応は脳が破壊された兆候で、中毒患者の特徴らしい。 月に1度九州で治療を受け、近くニューアルバムを出す予定だったとか。その一方で支離滅裂な長文のブログを披露し、家人が慌てて削除した形跡もあった由。この中毒に一人で立ち向かうのは困難。仲間や治療措置を受けないと、再起は無理なのだろう。怖いものだ。 大学生による犯罪も続いている。昨年のW大に続いて今年はK大。どちらも私立の名門だ。そして今回はT大とC大。こちらは国立の名門校。それが女性にむりやり酒を飲ませて卑怯な犯行に及ぶ。本人たちはきっとゲーム感覚なのだろうが、人生をめちゃくちゃにされた女性の怒りはいかばかりだろう。中には医学部の学生もいたと言う。実に嘆かわしいことだ。 大相撲九州場所は横綱鶴竜が3度目の優勝を果たした。実に7場所ぶりの優勝だ。今場所に綱獲りがかかっていた豪栄道と大関獲りがかかっていた高安は、共に不成績に終わった。幕内上位の正代が11勝4敗の好成績で敢闘賞を受賞。今後が楽しみな若手力士だ。休場明けの白鵬が11勝4敗で終わったが、通算の勝ち星を1008勝まで伸ばしたのはさすがと言うべきだろう。 プロ野球界では二刀流の大谷選手がパリーグのMVPに圧倒的な差で選ばれた。日本一になったのだから当然とも言えよう。セリーグのMVPは神ってる広島の新井内野手。また新人王はパが日ハムの高梨投手で、セが阪神の高山外野手が選ばれた。 パリーグの5位に終わったわが東北楽天だが、藤田内野手が3度目のゴールデングローブ賞に輝き、則本投手が3年連続で奪三振王に輝いたことを特筆しておきたい。なお則本は3年後に大リーグを目差す予定とか。マー君に続いて則本まで失ったら、困るんだけどなあ。 大好きなTV番組「劇的ビフォー〇フター」が近く放送を終了するらしい。何でも注文主の意向に反したリフォームが行われるケースがあったり、番組とは全く無関係の悪質な業者が番組の名を語る詐欺紛いの行為をしてるのだとか。夢のある企画で本当に素敵な番組だったので、終了は実に残念なのだが。 今年の大河ドラマ「真田丸」も残りわずかとなった。真田親子の頭脳的な戦いぶりに、大いに沸いた今年だった。大坂での戦いに敗れたのは、大蔵卿の局など女性の意見が影響したように思ったのは筆者だけだろうか。今更歴史をひっくり返すことは不可能だが、あの時にこうしていれば、との思いもある。 ところで敗れた真田幸村の遺子が仙台に来たと聞いたら驚くだろうか。幸村の長女阿梅と次男大六は、戦った相手仙台藩の武将である白石城主片倉氏に託された。阿梅は片倉小十郎重長の後妻となり、大六は後に仙台真田氏の名を回復する。そしてその子孫は現在藩祖伊達政宗を祀る青葉神社の宮司を務めている。歴史の真実とはかくなるもの。実に愉快な逸話だ。