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マックス爺のエッセイ風日記

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2016.09.14
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 都庁の公文書用紙をA3からA4に変更し、しかも用紙の裏まで使用することを改革したのは良かった。都知事選で応援した若狭議員が、自民党の幹部から口頭での厳重注意で済み、小池都知事が抜けた東京10区の候補者として立候補出来そうな運びになったこともまだ良かった。だが問題は移転を延期宣言した豊洲市場が、今とんでもない状況に陥っていることだ。今後の都政を左右しかねない大問題が発生したのだ。


        

 今ニュースで大きく取り上げられ、連日詳しく報道されているので簡単に書く。主要な建物の下の「盛り土」がされておらず、作業スペースの空間に地下水らしい液体が滲出していたのだ。それに青果棟棟の地下ではコンクリートすら打たれておらず、バラスが敷かれていただけだった。つまり専門家会議と技術会議で提案された内容と全く違った形で、現実は進行していたわけだ。

 
 

 都知事は慌てて幹部を招集し、早急な調査を求めた。同時に彼らの責任感の所在を厳しく問うた。何せ都のHPに公表された土壌改良の方法が事実と異なっていたのだ。しかも担当部署の幹部はそれを知りながら、他の部署や報知すべき委員会のメンバーには工事の変更を知らせてなかった。

 この裏で果たして何があったのか。移転工事に伴う経費は巨額。その一部が闇に吸い込まれた感がある。今後の解明が待たれる。ことは極めて深刻だ。小池さんが都知事にならなかったら、きっとこの問題は闇に葬られていたのだろう。


          

 杭州で開催されていたG20及びラオスで開催されていたASEANで、中国は何とか各国から「南シナ海問題」で追及されることだけは逃れた。いや裏から手を伸ばし、「経済的な議題」だけ討議の対象とすることに成功した。だが、折角の国際会議も内容が乏しいものになった。肝心の中国経済が急激に減速し、さまざまな矛盾が現出しているからだ。おまけに会議のさ中、北朝鮮がとんでもない行動に出、中国の面子は丸つぶれになった。


  

 北朝鮮が国連安保理決議を無視して、中距離弾道ミサイルを日本海に打ち込んだのだ。今年に入ってから既に21発目らしい。しかもそのうちの2回は我が国の排他的経済水域内(秋田沖、北海道沖)への着弾だから危険極まりない。今後国連安保理事会ではさらなる厳しい決議がなされ、関係各国もさらなる独自制裁に踏み切るだろうが、何だかとても空しいのだ。決議は何の効力もなく、制裁も全く効いてないように見えるからだ。


             

 中国の北朝鮮に対する経済封鎖は形式のみ。北朝鮮に接する中国の3つの省は国内で最も経済の発展が遅れた地方で、北朝鮮の安い労働力と豊富な鉱山資源で何とか持っているのが実態。だから北朝鮮には相変わらずお金が入るし、中国との電話も簡単に通じる。この地区(中国の3省)の電話帳には北朝鮮の主要な電話番号が載っているそうだ。しかも「北朝鮮省」と明記されている由。つまりツーカーの仲なのだ。


  

 北朝鮮はさらなる賭けに出た。今年2回目の原爆実験、通算で5回目の核爆発を実行したのだ。しかも近々6回目の実験の準備に入ったとの情報もある。裏には中ロの技術提供があると言われている。またサイバーテロでロシアの軍事機密を北朝鮮が盗んだ兆候がある由。

 こうして核弾頭の実現化が着々と進み、潜水艦からの長距離ミサイルの発射実験にも成功してしまった。これは日本にとっても、アメリカにとっても脅威以外の何物でもない。果たして北朝鮮の暴走を止める手立てがあるのだろうか。強い制裁とメッセージが出せない国連では、全く機能してないのと同然。中国の南シナ海問題も然り。私の心はますます暗くなるばかりだ。


           

 中国や北朝鮮の暴走を許した一因は、オバマ大統領の弱腰にもあったと思う。「ノーベル平和賞」の足かせが彼を躊躇させ、早急で具体的な対策を取らせなかったとも言えそうだ。今アメリカは大統領選のさ中。11月の本選まで最後の戦いの最中だが、依然両候補者の人気は低いまま。しかもクリントン女史は肺炎で9・11の慰霊式典を途中で退席する始末。ますますこの後の国際情勢が心配だ。


 

 そんな状況下でも民進党代表選に出馬している蓮舫さんの「二重国籍問題」は小さな問題なのだろうか。あれほど台湾国籍は捨てたと言いながら、実際はまだ残っていたことが判明した。民主党政権時代、彼女は二重国籍のままで閣僚の地位にあった。

 世界には二重国籍の人が溢れ、日本の「国籍法」が時代遅れなのだと言う意見もあるそうだが、どうなのだろうね。ともあれ真実を確かめもせずに、口先だけで勇ましいことを言う政治家は信用出来ない。何せ彼女は「クラリオンガール」だった頃、「将来政治家には絶対ならない」と主張していたのだから。





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Last updated  2016.09.14 06:57:03
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