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私の剣道の師匠とじっくり話をする機会があった。本当は息子を習わすためにおやじも一緒にやってたが、どうもはまってきそうだ。
剣道は着装からキチンとしなくてはいけない。胴着、袴、垂れ、すべてを美しく。もちろん胴、小手、面の付け方も美しくなくてはいけない。着装の所作も美しくないといけない。それが、相手に対する礼儀だと言われる。 もとは刀を使った殺し合い。 本当に強い者は、命を取らずに勝負に勝つという。小手を打ち剣を握れないようにする。オデコを割って血で視界を奪い戦意を喪失させる。 でも想像するところ侍同士の真剣勝負の場面は、木枯らし紋次郎のようにケリや足払いあり。はては砂かけなど何でもありだったんじゃないかと。そりゃ命関わるわけでドロドロの様相だっただろう。 江戸時代には、そんな侍に誇りを持たせるために書、お茶、能などを教養として身につけるようになったんだと。 要は力ばかりじゃ世の中は認めないよ。 初めて知ったが、剣道の試合できれいに面を入れても所作に不備があると一本を取り消されるという。 師匠が一言、「ケンシロウさんは、立ち姿が七五三です」(;一_一) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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