鏡餅退治の秘伝レシピ笑
あ~、せっかく、長々と、書いたのが消えたまだ、鏡餅と格闘中です。 どんだけ、たくさん鏡餅を飾ってるか、という問題ですね笑。 で、さすがに、男共にも手伝ってもらおうと、昨夜は、餅鍋。 これは、船場の流れを汲む、我が家に伝わる商家の奉公人のお惣菜の現代風アレンジです。 あぶすき、と、申します。 あぶらあげのすき焼きの略ですね。 これだけだと、まずそうでしょ。これを、教えてあげても、まず、作らないね、みんな。 でも、これ、本当は、すごく美味なのです。 だって、わがままなうちの舅が、おお今日はこれか♪って、声に♪が着くからね。 作って食べさせてあげると、即、まねをなさって、うちも家族に好評だった、と申されます。イメージの伝わりにくい可哀相な料理です。 ヘルシーだし。(まあ、うちの姑は、ヘルシー料理って、貧乏人の献立のことやな、と笑ってましたが。) ただ、これはコツがございまして、出しがすごく美味しくないと、全然ダメです。 よく、道場六三郎氏が命の出し~とかいって、ものすごくたくさんカツオと昆布をいれてますが、あれくらいの濃い出しを使わないとマズいよ。 カツオ節は、うわあ~、もったいないと思うくらい、いっぱい張り込んでね。うちは、出し柄を桃さんが食べてくれるので、張り切って惜しみなく、いっぱい使います。 そうすると、とても綺麗な黄金色の出しが取れる。 (あ、昆布は、前日から、水に付けておいてね。 そのほうが、澄んだきれいな出しがとれます。) その黄金の出しに、日本酒をたっぷりと、砂糖と、薄口しょうゆで味を調えます。うちは、典型的な関西風なので、甘めの出しに仕立てますけど。 たとえていうなら、狐うどんの出し風ですね。 鍋になみなみとその黄金の御だしを惜しみなくはりまして、油抜きをしました、薄揚げをこれも色紙に切ったのを惜しみなく放り込みます。 最初に、揚げだけを、2,3分煮込むのがコツでございます。 これで、出しがいっそう美味しくなるのですね。 で、そこに、水煮しておいた、5センチくらいの水菜と薄切りにしたお餅を入れるという、これだけの簡単な鍋でございます。 狐うどん風のおだしなので、薬味は、七味ね。 イメージが伝わらないでしょうが、これは、本当に、美味しいのだよ。 鏡餅も大量に消費できるしね~。なんせ、水菜と揚げしか入ってないから、餅が減るのだ笑。 黄金の御だしをたっぷり、いただきながら、召し上がれ~。 さて、誰か、試してみる人いるかねえ。 イメージの伝わらない不憫なレシピで、ありました。 美味しいのにね~。週替わりで商品充実!同梱可能!香川県より安心・安全・野菜セレクション!【サラダ水菜】100g生産者/谷北英一郎【C】善通寺市