|
カテゴリ:カテゴリ未分類
こんばんは、吉田です。
昨日書いたことの続きです。 震災直後、JR各線はもとより、ほとんどの交通機関が運行を停止しました。史上空前の帰宅難民大発生……。 小社では、社有車のクルマを使ってエリアごとにまとまって帰宅する組、バイクで帰る者、社内にとどまる班……等々に分かれました。なかには徒歩で自宅を目指した者もおりました。 僕は、当時編集部にあったKTMの690デュークをセレクト。編集スタッフ全員を送り出した後、しばらく状況を静観し、午後11時過ぎに退社して家路につきました。 そして目の当たりにしたあの光景……。都内の道という道が“路上駐車”状態で麻痺している様は、いまだかつて見たことがありませんでした。バイクならたとえ渋滞していてもすり抜けできるだろう……という考えが、いかに甘かったかを悟りました。二輪の機動力をも無効化するほどの超大渋滞。一瞬めまいを覚え、会社に戻ろうかとも思いましたが、何時間かかってもいいから帰路につくことにしました。 結局、3時間ほどかけて埼玉にある自宅に到着(通常、あの時間帯なら、1時間もかかりません)。四輪で移動を試みた方々に比べればはるかに短時間で帰ることができましたが、それでもちょっと参りましたね……。 家に着いたら着いたで、部屋の惨状に愕然……。本棚は崩壊してるわ、食器は粉々になって散乱してるわ……、真夜中の大掃除開始、でした。 とりあえず一段落したころには、もう夜が明けてましたね。 あれから1年が経つわけですが、ほんとうの“夜明け”はまだまだ先……。 そう思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月11日 22時15分40秒
コメント(0) | コメントを書く |