宮崎県での動物愛護活動記録　その１

こんなに毎日、捨て猫、捨て犬が続くと「捨てないで～」と叫びたくなります。

宮崎県では、年々管理所での殺処分数は減少傾向にあります。

特に宮崎市の猫は、毎年かなりの比率で減りつつあります。

（Ｈ１８年度は３町合併の為、新宮崎市の数字は増えていますが）

減っている理由のひとつに、会で行っている

不妊・去勢手術が大いに貢献しているのでは、と思っています。

会が、平成１４年度から始めた、ノラ猫や捨て猫、捨て犬に

不妊・去勢費用の一部補助金を出した活動の頭数が

平成１８年度末で９００匹を超えました

こんな小さな団体で、とてもとても大きな数字だと思います。

会に初めから携わっている会員さん、ボランティアさん、動物病院様、

ご協力頂く、地域の皆様のお陰と心から感謝いたします。

（私自身は、会の手伝いは昨年からの新人なので大きな事は言えません） 

それでも、捨て猫に関しては、毎年毎年本当にこれでもか、と捨てられています。

昨日は、知り合いの方から

「姉の家の倉庫に生まれたばかりの子猫２匹が捨てられています・・・」と

冷たい大雨の中、相談が来ました。

はじめに聞いた時は、ノラ猫ちゃんが生んだのかな、と思いましたが

よくよく聞くと、籠に入れて置いていかれているそうです・・・。

よくもまぁ・・・他人様の倉庫にまで入り込んで子猫を捨てるなんて事が出来ますね。

日本の大人たちのモラルの無さには、本当に呆れて物が言えません

（長々と言っていますが・・・）

今朝、見ましたら、保護された方も私達にも人工保育が出来そうにない

へその緒が付いたままの生まれたばかりの子猫・・・

そのまま、大至急動物病院へお預けとなりました。

保護をされたＭ様と、お近くのＩ様からは子猫の病院代の寄付を頂きました

ありがとうございます。皆で無事に育つように祈るばかりです。

ご自宅で生まれて困るのでしたら、どうか不妊、去勢手術をしてください。

私達の切なる願いです。 

捨てる人たちには、私達の声は届かないのでしょうか・・・ 

最近、知り合いによく聞かれます。

「会の活動費とか病院代ってどうしてるの？足りてるの？」

「ハイ、皆様の会費、寄付で運営しています。もちろん全然足りていません」

（会の会員、スタッフはすべて無給、携帯・ガソリン代、すべて自費です） 

皆様の寄付は、多くが純粋に医療費に充てさせて頂いています。

成犬１頭を保護すると

フロントライン・ノミ駆除、フィラリア予防薬、３種ワクチン、不妊・去勢手術、

すぐに３～５万円が飛んで行きます。

もちろん、会の活動にご協力頂ける、動物病院の存在もあります。

皆様の温かい寄付金で、もっとたくさんの犬猫たちの不妊、去勢手術が出来、

不幸な命を増やさない活動が出来ます。

どうぞ、これからも、皆様からの温かいご支援をよろしくお願いいたします。 

また、行き場のない、多くの仔たちの里親さんを募集しています。 

５月４日（金）は宮崎駅横、ギャゼットマーケットプレイスにて譲渡会を開催致します。

場所　-　２階ウッドテラス　　　　時間１１～１３時

たくさんの優しい里親さん希望の皆様をお待ちしています。

宮崎県に「動物愛護センター設置を求める署名」、

4月23日現在、会に届いている署名は3,140名です