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(続きから)
信濃国分寺駅から小諸駅までは16分程。 前々から小諸は「あの夏でまってる」の舞台として知っていて、気にはなっていたのですよね。 それと、某ブログの管理人さんがちょくちょく出掛けてきて写真をアップしていたので。 ただ、私自身はその作品をあまり観ていなかったのと、やはり広島から行くにはかなり遠回りをしなければならなかったのであまり興味を持たないようにしていました。 しかし今回、長野→上田→信濃国分寺と、小諸まであと一足といった所まで来ていたので、やはりここは小諸まで行ってみようという気分になりましたね。 小諸駅のホームに降り立つと、さっそくに「あの夏」絡みだと思われるオブジェクトに遭遇。 更に改札を出ると・・・ 駅舎の上部に巨大なポスターが貼られていました! これ、結構大きいのですよ、比較が無いから判りづらいのだけど(苦笑) 駅を出ると浅間山の登山口のモニュメント、更に・・・ 観光案内所の前にも「あの夏」のポップが。 放映から何年経っているのでしたっけ? 未だにあちこちでこういうのが見れるのであれば、聖地巡礼目的の人もまだまだ楽しめるのでしょうね。 とりあえず、時間も限られてているので「あの夏」のプチ巡礼を兼ねて、小諸城跡にある懐古園に絞って向う事にしました。 途中の線路を渡る為の歩道橋にも、ポスターが並んでいましたw 小諸駅の南西側からの景色。 まだ信州は春前なのでしょうが、青い空に白い雲と、ちょっとだけ「あの夏」っぽい風景を感じました。 小諸城前にある、徳川秀忠が腰を下ろしたという石がありました。 第二次上田合戦の際、小諸城は徳川軍の本陣だったそうで、ここも今回の旅のテーマに繋がっていたんだなぁと感じました。 三の門から入って行きます。 歩いてすぐに、「あの夏」劇中で使われている景色に出くわします。 黒門橋の付近。 本丸前の石垣のところ。 劇中が木々の緑があふれる時期に対して、まだ春前の景観だったので少しイメージとは違いますが、ここが舞台の一つだったのだという事は実感出来ました。 少し先に進むと、懐古神社がありますので、お参りして御朱印を頂く事にしました。 境内には山本勘助が愛用したという鏡石があったり。 御朱印を頂きに向った社務所の中には、声優さん達の奉納したと思われる絵馬がありました。 文字が消えてしまっているのもありますが、残して下さっているだけでも見れて良かったです。 応対して下さった神職の方から、「あの夏」の聖地巡礼者の事を少し話を聞く事が出来、当時はやはり色々な人が来られていたという事を知りました。 神社の先にある、天主台にも上がってみます。 こちらでも綺麗な山々を見る事が出来て満足♪ 時間が昼過ぎになり、ちょっと再び雲が多くなってきたのが残念でしたが。 それでも出発前は雨予報でしたので、傘を殆ど使わないで済んだのは良かったです。 ここから一度小諸駅に戻り、時間は15時半。 小諸のパワースポットで思い出すのが布引観音。 善光寺の牛に引かれて~の伝説の元になった場所だとか。 折角の善光寺参りの今回の旅路なので、こちらにも行ってみたいと思うのは当然なのですが、立地が駅からタクシーで10分、更に山道を10分登らないといけないというので少し迷いました。 観光案内所で相談してみると、電動付き自転車で30分で行けて、少し前にも女性が1時間くらいで行って帰って来ましたよ、との事。 少し寒いかもしれないけれど、途中の千曲川や山並みの景色も素晴らしいですよ、と言われたのが決め手で自転車を借りて行く事にしました。 そういえば、観光案内の奥には「ろんぐらいだぁす!」のポスターがありましたね。 小諸駅から布引観音まではずっと下り坂、ペダルを漕ぐ必要が無いどころか、凄いスピードで加速するのでブレーキで減速に苦労する程。 そんな訳で、帰りの登りが少し怖いけれど、布引観音の入口にはあっさりと到着しました。 ここから山道を登って行く事になります。 流石に2日歩き通しの最後にこの山登りは少しきつかったですが、ゆっくり登っていけば問題無く進む事が出来ました。 途中にいくつもある巨石や奇岩を眺めながら登ります。 やがて、崖の真ん中に建つ赤いお堂の姿が! 鳥取の投入れ堂を思い出す、凄い作りのお堂でしたね。 険しい岩肌に建つお堂と、その向こうに見える浅間山をはじめとした山々との組み合わさった景色が素敵でした。 上まで登り切ると、赤いお堂まではすぐに歩いていけてお参りする事が出来ました。 再び山道を降っていき、帰路は千曲川と信州の自然を楽しみながらレンタサイクルを走らせて帰りましたよ。 ここから新潟まで流れて信濃川となる千曲川。 そういえば松本に行った時に、重巡筑摩の艦内神社元にお参りしたのを思い出しました。 不安だった帰路の登り坂道も、電動アシスト自転車のパワーをMAXにして走らせれば、それ程に苦もなく登る事が出来て無事に小諸駅へと戻る事が出来ました。 レンタサイクルを返して、往復で1時間半の布引観音参拝でした。 流石に1時間で行って帰ってはきつかったですねw 小諸駅からはしなの鉄道で上田駅へ、そのまま長野まで乗っていてもよかったのでしょうが、新幹線は往復で買っていたので上田から長野へは新幹線に乗り換えました。 長野駅に着いて、翌日の目的地である戸隠へのバスの時刻や乗り場をチェックしたり、家へのお土産に蕎麦とお酒をいくつか購入して郵送手続きをしたり。 流石に疲れたのでそれ以上は歩きまわらずに駅ビルに入っているお店で、長野のステーキを信州ワインで頂く事にしました。 長野は日本酒もワインも美味しいですね♪ 美味しいお肉も食べて、翌日に備えて体力の回復に努めましたよ。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
布引観音まで足を延ばしたのですね。あそこは自分の場合、何度も前だけ通って躊躇して躊躇してやっとお参りした所でしたので、ホント流石です!しかし1時間でお参りしてくるとは凄いなぁ!!!
小諸は『 夏待ち 』もそうですけど、それ以上に『 小山田いく 』『 たがみよしひさ 』『 島崎藤村 』のイメージがあるものですから、何度も訪れてしまうのですよね。 (2019.04.08 17:49:47)
おお! 藤村藤村も小諸に縁のある人物だったのですね。
小諸を訪れる理由はそういう事でしたか。 布引観音は、「小諸」「御朱印」で検索すると必ず出る所でしたし、善光寺参りと関係する部分もあったのでやはり外せない所でしたね。 でも、観光案内所のアシスト付き自転車の性能が良いのか、道中は本当にスムーズに行き来出来ましたよ。 レンタサイクルで小諸巡りも、お勧めかもしれませんね。 (2019.04.09 06:54:21)
島崎藤村の『 小諸なる古城のほとり 』で始まる『 千曲川旅情の詩 』の歌碑が石垣先の見晴台の傍にあるのですよね。それと小説『 破戒 』でも小諸のとある町が主人公の出身地として描かれていました。
(2019.04.10 16:55:20)
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