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テーマ:エネルギー革命(253)
カテゴリ:照明
NEDOのGaNのプロジェクトは、期間は5年間で、参加メンバーは日本企業5社8大学、そして産業技術総合研究所です。GaN結晶の高品質化と低コスト化に重点を置いています。コストについては、シリコンの10~20倍を要するのが現状ですが、いずれはそれを2倍程度にとどめたいと考えています。また、高品質化については、結晶成長の過程での欠陥が1平方センチ当たり100万個という現状から、数千個程度にまで抑えたい。NEDOとしては、良質な材料を提供していくスキームをつくることが大事と考えており、日本企業への材料提供をミッションの一つとしてとらえています。
その応用範囲は幅広く、電気自動車はもちろんのこと家電、充電器、通信基地局などさまざまなところに使われる。面白い使い道としてはロボットがあります。これまではインバーターが大きすぎてロボットに搭載できませんでしたが、GaNなど次世代パワエレを使えばそれが非常に小さくなるため、人間の動きにより近いロボットが可能になります。いずれはロボットがジャンプすることもできるようになるでしょう。また電気飛行機や電気船が出てくるかもしれません。電気船はすでに、Siのインバーターを積んだものはありますが、インバーターが大きすぎてまだまだ満足のいくものではありません。また飛行機は、機体に太陽光パネルを貼って、その電力だけで飛ぶことが日常になるかもしれません。 【LED照明産業の動向やメーカー戦略、製品開発の状況】 世界LED照明産業年鑑2014を発刊しました セミナーのご案内:LED照明と部材の市場・業界・技術の行方★徹底解説 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/12/27 08:48:19 AM
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