ゲーム雑記

2005/08/10(水)19:15

プレイステーション「UNO」・前編

ゲーム★伝説(11)

「私の中で伝説となったゲーム」を紹介する「ゲーム★伝説」。 第2弾は「UNO」! [メーカー]三井物産 [機種]プレイステーション [発売日]1998年4月2日 もう一つの「伝説」  「クソゲー」という言葉がある。この「クソゲー」、人によって定義がまちまちであることが多い。例えば、難易度の高さ。ゲーム自体は出来がいいのにものすごく難しいという場合、「歯ごたえがあって面白い」という人もいれば、「難しすぎてつまらない」という人もいる。この場合、後者の人にとっては「クソゲー」となってしまうのである。  しかし、やはり「猛者」はどの世界にでもいるもので、クソゲーの世界でも、十人十色のありとあらゆる「クソゲーの定義」に合致し、遊んだ人ほぼ全員に「クソゲー」だと認めさせるゲームも存在する。こういったゲームは、もう存在そのものが「伝説」である。「ゲーム★伝説」では、このもう一つの伝説「クソゲー」についても積極的に取り上げて行きたいと思う。  さて、今回取り上げた「UNO」だが、実は私、「スーパーライト1500シリーズ」という定価1500円で再販されたものを新品で購入した。内容的には、最初に発売された定価4800円のものと全く変わらないということなのだが、私、もし最初の定価で購入していたとしたら、おそらく発売元の三井物産に何らかの嫌がらせをしていたと思われるほどのデキなのである。以下では、その内容について触れていきたいと思う。 「豪華」声優陣?  画面の見た目はそれほど悪くない。アニメ絵っぽいキャラクターも、好みが分かれる部分かもしれないが十分許容範囲だと言えよう。・・・問題は「音」、いや音と言うより「声」である。  パッケージの裏側に書かれている文章「草尾毅、置鮎龍太郎、制服向上委員会など豪華声優陣によるフルボイス付き!!」をプレイ前に目にしていた時から、既にイヤな予感はしていたのだが、実際にプレイしてみると、その予感が100%正しかったことが証明されてしまったのである。  本当に豪華なのは草尾氏と置鮎氏の2人だけ。そもそも、何故「制服の向上」が主な活動目的である制服向上委員会を声優に起用しようと思ったのか、大きな疑問が残る。いや、まぁ彼女たちはいい娘ばかりだとは思うんだけど・・・。  あ、さっきは「画面の見た目は悪くない」って書いたけど、やっぱり画面にも気になる所が。プレイキャラクターの中に「ナイスバディーの女教師」がいるのだが、彼女が「ウノ」をコールした時の演出に、ゲーム業界ではすっかりお馴染みの「乳揺れ」がある。しかし、この動きがあまりにも不自然なので、色っぽいどころか気持ち悪いのである。ここは、かつてのSNKやテクモの作品などで、じっくりと研究して欲しかった点である。 ゲーム伝説・「UNO」、続きは明日の後編へ・・・。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る