2005/11/19(土)21:00
GB「ゲームボーイギャラリー1~3」
(写真のパッケージはゲームボーイギャラリー2)
「ゲームボーイギャラリー」は、任天堂の往年の名機
「ゲーム&ウォッチ」のゲームを複数収録したソフト。
シリーズは3本発売されており、最後の「ゲームボーイギャラリー3」は
ゲームボーイカラーにも対応しているので、カラー画面で楽しむことも出来る。
・・・ふと、「ゲーム&ウォッチのゲームを集めたソフトなんだから、
ソフト名は『ゲーム&ウォッチギャラリー』の方がしっくりくるのでは?」
という疑問も出てくるが、それはとりあえず置いておこう。
そんな些細なことが全然気にならなくなるほど、楽しいソフトだからである。
全ての収録ゲームには、当時のゲーム&ウォッチそのままを再現した
「むかし」モードと、基本的なゲーム性はそのままに、
マリオやヨッシーなどのキャラを登場させて現代風にアレンジした
「いま」モードの2つが用意されている。
ゲーム&ウォッチをリアルに楽しんだ世代として言わせてもらうならば、
ハッキリ言ってどっちのモードも「楽しい」!
ゲーム&ウォッチのゲームといえば、どれも分かり易すぎるぐらい
シンプルなものだが、そこはあの任天堂。ただシンプルなだけでは終わらない。
特に、ゲームバランス、「難易度の緩急」が絶妙なのである。
ゲームをするのにアレコレ深く考えず、スッと入り込めるので、
ちょっとした気分転換なんかにもピッタリ。
ただ、「ほんのちょっと」のつもりが、気が付いたら長時間熱中してしまうことも・・・。
私同様、ゲーム&ウォッチをリアルに楽しんだ世代の人はもちろん、
当時を知らない人でも十分に楽しめるソフトだと思う。
先に書いたようにゲームが非常にわかりやすいので、
「ゲームはちょっと苦手で・・・」というような人にもおススメである。
少々発売が古い(1997~1999年)のだが、まだ中古でも入手できる可能性は
あるので、興味を持たれた方は、是非とも探してみていただきたい。
ゲームボーイ本体がない人は、本体ごと購入してもいいと思う。
それぐらい「おススメ」なのだ。
ちなみに、ゲームボーイミクロやニンテンドーDSでは動かないので、ご注意を。
さて、それでは最後に、収録されているゲームのラインナップを挙げておこう。
当時を知っている人にとっては、たまらない名前ばかりではないだろうか。
「ゲームボーイギャラリー」
■マンホール ■オクトパス ■ファイア ■オイルパニック
「ゲームボーイギャラリー2」
■パラシュート ■ヘルメット ■シェフ ■バーミン ■ドンキーコング
※ボール(「ボール」は一定の条件を満たさないとプレイできない)
「ゲームボーイギャラリー3」
■エッグ ■グリーンハウス ■タートルブリッジ
■マリオブラザーズ ■ドンキーコングJR ※フラッグマン ※ジャッジ
※ライオン ※スピットボールスパーキー ※ドンキーコング II
(※の5本は「むかし」モードのみで、一定の条件を満たさないとプレイできない)
「ゲームボーイギャラリー1~3」
[メーカー]任天堂
[機種]ゲームボーイ(3のみカラー対応)
[発売日](1)1997年2月1日
(2)1997年9月27日
(3)1999年4月8日