うたのおけいこ 短歌の領分

2014/01/28(火)10:51

中国、人権活動家の許志永氏に実刑 懲役4年  穏健な「新公民運動」を主導

シチュエーション・アナリシス(302)

■ 中国、「新公民運動」活動家の許志永氏に懲役4年 【米ウォール・ストリート・ジャーナル紙 日本語電子版 27日配信】 ■ 胡佳氏「もうすぐ連行される」と悲痛なツイート 【読売新聞 27日付夕刊】  私たち民主主義社会の国民から見れば至極穏健で正当な基本的人権の要求に対して、中国政府の暴虐・残忍な回答がこれである。  投獄される許志永(きょ・しえい)氏は、人権運動への弾圧の歴史も踏まえ、法学者として中国憲法の枠内で慎重な言動を心がけてきたといわれるにもかかわらず、こういう苛酷で気の毒な事態となった。  中国政府は、ちょっとでも目ざわりな者は片っ端から刑務所にぶち込んで「臭いものに蓋」をすればいいと心得ているらしい。まさに、今なお法治国家にすらなっていない、共産党特権階級の野蛮な独裁である。時代を数百年間違えている。  北朝鮮も含めて、こんなムチャクチャなことをする国とわれわれは今後も付き合っていかねばならないのかと暗澹たる気分になるが、ふと地動説を唱えて宗教裁判にかけられたガリレオ・ガリレイを連想した。  真実・正義は、結局最後には必ず勝つ。キリスト教カトリック教会は後世、天動説の誤謬を認めて謝罪したが、中国政府の場合、謝罪ぐらいでは済まないのではないか。そう遠くない将来、人民による民主革命という最終的かつ地滑り的な反撃とカタストロフが起こると、かなりの確度で信じうると思う。  日本は、反日活動に寧日なき有り様の韓国、とりわけ歴代最悪とも評される朴槿恵(パク・クネ)政権に対しては、事実上の「断交」状態に近い疎遠・放置プレイを続けても何の問題もないと私は思うが、偉大な歴史を誇る中国とはそうもいかないだろう。嫌々渋々ながらでも付き合っていく必要があるのは、いかんともしがたい。  巨龍・中国に、早くまともな為政者が出現し、公明正大なまつりごとと自由にものが言える社会が実現されることを望んでやまないのである。

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