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カテゴリ:ホテル日誌・事件簿
私は一日に何十件も、時には何百件も電話を受けます:)。
当たり前ですが、かけるより、受ける方が圧倒的に多いですね~。 その9割以上が、お客様からの御予約・お問合せ・確認等々。 全ての電話は、まずフロントに繋がる為、残りの一割は大体、業者さんからのお電話です。 (警察から、ってのも時々あります;P!) 新規の営業でお電話される方達も、当然いらっしゃいます。 Meiは以前少しだけ、ホテルと結婚式場を対象に営業をしていた事があります。 直接フロントの方達に営業する事はありませんでしたが、ホテルってやっぱり何処の部署も一般企業より第一声が固い、と言うかフォーマルなので、壁を感じてしまう。 新規で飛び込む事に、どれ程勇気が必要か、言葉使いにも態度にも重々気を付け様と気負われるお気持、本当に本当に、痛い程分るんです。 でもね、最近超忙しいじゃ無いですか。 『お電話ありがとうございます。 ○○○○(←ホテル名) Meiでございます。』 『お忙しい所、大変申し訳ございません。』 ゆっくり、大変丁寧な口調。 これを聞いた時点で既に “業者さんだな。しかも新規だな” と。 お取引のある業者さんなら、『Meiさん? ××の@@です。 いつもお世話になっております!』 ですし(笑)(笑)。 『えー私、××××の(←大抵が××コンサルタント、××コミュニケーションズ等々の長い名前) △△と申します。 えーただ今、愛知万博でお忙しくなるホテル様の為に、弊社が新規に取り扱いを開始しました、国際電話用□□□のご案内をさせて頂いております。えー大変恐れ入りますが、ご担当者様にお繋ぎ頂けますでしょうか?』 ・・・・ガチャ。 営業さんに恨みも何も無いけれど、この時点で電話を切ろうかと思う。 (もちろん、本当には切らないです(笑)) な、長いっ! 前置きが長すぎるぅぅ~~っっ!! こちら側で電話が鳴りまくっているの、聞こえないかな?? 丁寧なのは嬉しい事ですが、ホテルの奥に沢山ある事務所の一つで、一日中デスクワークしている(=電話でじっくりお話できる)のマネージャーなんて、うちにはいないんです。 『(支配人か私が)一度内容を聞いて、有用と思った電話のみ取り次いで下さい。』 そう社長から申し付かっているので、聞く気はあるんですよ。 ただ、お話の始め方が、うちのホテル向きでは無い。 『お世話になります。 私、×××の△△と申します。 国際電話の新しいシステムを提案させて頂きたくお電話差し上げましたが、ご担当者様はいらっしゃいますか?』 これで十分です。 忙しい時は、そうお伝えするので、 『申し訳ございませんでした。 でしたら、一度資料をお送りさせて頂いても宜しいでしょうか? 後日再度ご連絡差し上げます。』 でも一番理想的なのは、やはり、一度お越し頂く事かなぁ。 きっと電話でアポは取れないだろうから、一度目は突然でも仕方ないと思う。(ただし、昼の11時~15時の間) 接客中じゃ無い事をその場で確認しつつ、概要だけを説明して下さった上、分りやすい資料を置いて行って頂けると、社長への説明も楽で助かります。 で、後日改めてお電話を頂き、ホテルが興味を示せば社長とアポを取る。 こういう事、良く憶えておこうと思う。 もしかして、又ホテルに営業する日が来るかもしれないので。 (絶対に絶対に絶対に嫌だけど(笑)) Mei お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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