カテゴリ:演劇
原作:ウィリアム・シェイクスピア 演出:蜷川幸雄 CAST: 北村一輝…ナヴァール王ファーディナンド 姜暢雄…フランス王女 窪塚俊介デュメイン 高橋洋…ビローン 内田滋…ロザライン 月川悠貴…マライア 中村友也…キャサリン 須賀貴匡…ロンガヴィル 藤井びん…ドン・エイドリアーノ・デ・アーマード 大石継太…コスタード 清水幹生…サー・ナサニエル 戸井田稔…ホロファニーズ 岡田正…ダル 大富士…林務官 今村俊一…マーケード 沢田冬樹…ジャケネッタ 西村篤…モス 青井陽治…ボイエット 全ての役を男性で演じる「オールメール・シリーズ」の『お気に召すまま』、『間違いの喜劇』も観たいなと思いつつ見逃していました。 シリーズ第3弾となる『恋の骨折り損』、やっと観に行ってきました。 久しぶりにしっかりした舞台を観た~!って満足感があります。 蜷川作品もちょ~久しぶり!前に見たのは北大路欣也の『マクベス』だもの。今は唐沢寿明さんがやってるのね。 いきなりから舞台のビジュアルさに驚かされます。 舞台の上から下までを覆い尽くす柳。それこそ客席も巻き込んでの舞台設定。 役者の出入りが後ろからが多いので、客席と舞台をつなぐ階段の上にも舞台上と同じ芝生に見立てた絨毯が敷き詰められています。 シェークスピア作品の中でも好きな作品だし、とても覚えられないけど、回りくどくも的を射た台詞が大好き。 今回の主役は北村一輝。濃い顔が苦手で今まで敬遠してました。ごめんなさい。 存在感とひょうきんさもあってなかなか良い役者さんです。 私がご贔屓の劇団「Studio Life」の姜ちゃんもちょっと声をやられてたみたいだけど、美しいわ~。ちょっと馬鹿でかい女って所もうまく話に利用して笑えました。 ストーリーは王と貴族の友達4人組が勉学のために女性とは付き合わないと誓いを立てるが、フランス王女とそのお供の女性達にそれぞれ恋をしてしまう。 ラップあり~の、文楽調あり~の、本場のシェークスピアもビックリの演出が楽しい。 大石継太さんの芸達者ぶりも好きでした。 07年夏に『お気に召すまま』の再演も決まったみたいです。今度こそ見に行くぞ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.06 23:23:31
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