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2009年04月29日
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カテゴリ:将棋関連本
 棋士・羽生善治の語りとその解説の書。

 将棋界の第一人者である羽生善治四冠が、将棋に関する考え方を語ります。例えば将棋の勉強法について、あるいは勝利につながる発想について。それはとても率直で、そして分かりやすい言葉で語られます。

 解説でも触れられていますが、「(将棋は)指さないですむならば指さない方が良かったというマイナスの手の方が、実際には圧倒的に多い」という話には、目が覚める思いがしました。将棋の本質に触れた言葉であると思います。また、「調子が悪くなるのは風邪をひくのと似ている」という指摘は、どの世界にも通用するものではないでしょうか。

 最後に、コンピュータと将棋に関する話が出てきます。解説によれば、「現時点で最強のコンピュータソフトに勝てる人間は、プロ棋士を含めて、せいぜい500人程度」とのことですが、時代は変わったのだと思わずにいられません。

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「先を読む頭脳」 (新潮文庫)
 著者 羽生善治 伊藤毅志 松原仁
 発行所 株式会社新潮社
 定価 本体400円+税
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最終更新日  2009年04月29日 23時30分50秒
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