＋＋Ｐecoのらくがき帳＋＋

小学校１年生から５年生まで…いや、４年生までかな。
春休みと夏休みは、１人で新幹線に乗って
岡山にある母の実家に泊まりに行っていました。

夏休みが始まるとすぐに岡山に行き、
お盆の頃になると両親と、姉、兄が車でやってきて。
お盆が終わる頃、家族と一緒に自宅に帰る、みたいな感じで。

家族が来る頃にはすっかり「地元の子」と化していた私。
言葉は完全に岡山弁で、真っ黒に日焼けして。
東京にいたらできなかったような体験をたくさんさせてもらいました。


で、そんな小さな頃からの体験があるせいか、
私にとって、世の中で一番おいしい桃は岡山の白桃で。

多分これは永遠に変わらないだろうなーって思う。

いろんな体験と一緒に記憶した味覚だから。
いわば、おふくろの味、みたいなもの。


嗅覚は記憶と深く結びついているから…みたいな話を、
昨夜ある人と熱く語っていたような気がするんだけど、
味覚もきっと、そうなんだよなぁと思う。


青い空と、白い雲と、容赦なく照りつける日差しと。

今日はあの岡山で過ごした夏の日々を思わせるような、
いかにも夏らしい一日で。

そんな日に岡山の白桃をいただいたので、
なんだかとてもうれしかったのでした。


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