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テーマ:つぶやき(11681)
カテゴリ:世相
マイカー通勤の私は、旅先での移動、青春18きっぷ、飲み会のとき以外は鉄道に乗らない。県外には格安航空券か高速バスを利用。金持ちや経費で落ちる人の乗り物である新幹線には何年も乗ってない。
四国新幹線整備促進期成会という四国4県や経済界などで構成する、トップが四電会長の団体がある。その23年度の事業計画に「四国の住民の中には未だにその実現に懐疑的な意見や認識不足による誤解が少なくないのも事実であり、さらなる機運醸成を図るための努力が必要な状況である」とあった。 懐疑的な認識不足の誤解してる一四国の住民として申し上げたい。まず日本として考えたとき、65歳以上の住民が3分の1にもなろうというのにその力はあるのだろうか? 資材の高騰で、北海道新幹線のB/Cは1未満となった。四国新幹線も今再計算すれば1を超えないことは明らかだろう。完成までには想定以上に人口が減る。つまり造ると請負う業者さん以外の日本国民全員が損をする。 愛媛県知事は8月10日の定例記者会見で「再構築協議会」に関する質問に答えて分割民営化というそもそも論に踏み込んだ意見を述べている。知事はは新幹線がないブロックは分割の時から苦境は分かってたんだから赤字線廃止ありきの話合いはおかしい、国の責任を明確にしろと。 規制会のメンバーの知事だから、そもそも論に戻って新幹線を造れということか、赤字路線を維持しろということかはちょっと分からなかったが。 7月5日岡山県知事は記者からの質問に答える形で、徳島県知事の交替で4県一致で四国新幹線が岡山ルートになったことも踏まえて、マリンライナーが出来たときのインパクト、今新幹線がある岡山は大阪・京都への通勤圏にはなってないこと等を述べた。 そして「いろいろな新たな仕組みを導入するにあたって、こういうメリット、デメリット、心配、希望、考える必要がそれぞれの立場であろうかと思いますけれども、一般的には新幹線が通ったときの並行在来線の問題というものは、常に考慮しなければならない問題になります」と言った。岡山ルートで四国から利益を吸い上げ一人勝ちが噂される知事にしてこの慎重さ。 公共交通機関は今その有り方が問われている。必要性、それが鉄道じゃなきゃ駄目なのか?残したいと思ってるけど、日常で乗ってない鉄道。新幹線を在来線とどう組み合わせると人口減少が続くの四国で長く鉄道を残せるのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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> 造ると請負う業者さん以外の日本国民全員が損をする。
全く、そのとおりです。 私は横浜に住んでいますが、四国に新幹線を作る構想があるなんて全然知りませんでした。 かつて、昭和三大馬鹿査定という言葉があって、戦艦大和・武蔵、伊勢湾干拓、青函トンネルだそうです。 *私は次の3つだと思っていましたが、Wikiによると次の3件でした。 ・3本の本四架橋 ・青函トンネル新幹線 ・東京湾横断道路 四国新幹線をぶち上げる人たちは、今の日本が負の遺産を新たに抱えることができる状況にはないとの認識が欠如しているようです。 (2023.08.17 17:24:39)
saayananodaさんへ
そうですね、期成会は四国新幹線に5つのメリットがあるとしています。 1 四国ネットワーク中枢都市圏が形成される 2 四国経済が活性化 3 西日本各地との相互交流が活性化 4 災害に強い新幹線は地域の防災力を向上させる 5 四国の公共ネットワークを守る骨格になる 1〜3については作っただけの効果は上がるでしょうが、費用というマイナスを考えていません。四国四県の建設費の負担は少なくすむという主張がありますが、それは他の国民が負担してるだけです。四国に新幹線がないのは不公平という主張も、四国の立地と規模から考えて止むを得ないと考えます。4は昨今の計画運休を考えれば怪しくなりますし、新幹線は復興に必要な貨物を運搬しません。5 新幹線の儲けで在来線を維持しようという目論見でしょうが、北海道新幹線は赤字です。四国新幹線が儲かる保証はありません。貸付料をJR西にでも負担してもらえば、利益はでるかもしれませんが…。 何より期成会は、岡山県知事が危惧してるデメリットである並行在来線に触れません。 (2023.08.17 22:08:00) |