糖鎖(トウサ)は生命の秘密を解くキーワード。
こんにちは、八木 猛です。連休中日の日曜日。いかがお過ごしですか?郡山市のナベツーさんは、今日も営業のようです。自然の家を造っています。体に良いということで、引き合いが多いとのことです。住宅不況もなんのその。欲しい方が手をあげてお買いになる住宅のようです。(究極のマーケティングですね) さて、きょうは天然水素水から少しはなれて「糖鎖」について掲載します。 横浜市在住の糖鎖研究家、高井 進氏のご協力でイラスト他を公開します。 この「糖鎖」とこれまで数回述べてきた「天然水素水」が、後に結びつくことになります。どこで結びつくのか?八木と高井氏の出会いにも物語があります。ぜひお楽しみに。 今回、ブログにとりあげる糖鎖(トウサ)は、一般的にはまだほとんど知られていません。しかし、生命体維持の最前線にある重要な「器官」だったのです。 ■ポストゲノムの最有力候補!糖鎖研究の現状 糖鎖は生命の秘密を解くキーワードです。 私達が、健康を保ち続けるには、何がもっとも大切でしょうか?バランスのとれた食生活でしょうか。すぐれた医薬品の開発でしょうか。今現代医学の最先端では、遺伝子レベルでの人間の身体のメカニズムを解析しようという試みなされていますが、そこで特に注目され始めたのが細胞の働きを正常な状態に保つ「糖鎖」です。 人の身体は60兆個の細胞でできていますが、その一つひとつの細胞の表面には、単糖が鎖のように繋がり産毛のような形に見える「糖鎖」が約500から最大 10万個存在していることがわかってきました。 この糖鎖が身体の免疫細胞に指令を出すアンテナのような役割を果たしたり、ホルモン作用・免疫反応・酵素の識別・細胞の種類や状態に関わる情報など、生命活動に関わる様々な情報を細胞間でやりとりしています。 現在、医学分野における最先端の研究テーマは「ヒトゲノム」からこの「糖鎖」へと移ってきています。人間の全遺伝子情報の解読がほぼ完了し、「ポストヒトゲノム研究(たんぱく質のこうぞうや昨日を解明する研究)」の一つとして「糖鎖」の研究に注目があつまってきているのです。 平成15年11月には東京都老人総合研究所主催で、「健康を支える糖鎖、癌を治す、傷を治す」をメインテーマにセミナーも開催されています。まさしく「糖鎖」の解明は人類を病気の悩みから解放するものとして期待されているのです。 糖鎖異常が病気を引き起こす「糖鎖」の働きが解明されるにしたがって、病気の原因や生命活動の仕組みも明らかになってきています。 たとえば花粉症は花粉に過剰反応して起こるアレルギー症状です。 糖鎖が正常あれば、花粉に過剰反応したりすることはありません。 ところが、何らかの原因で糖鎖に異常があると、花粉を異物だと認識してしまうのです。つまり花粉をウィルスと同じように認識するので「花粉=異物」と情報を受けた免疫細胞は、花粉に猛然と襲い掛かって攻撃を始めます。このために鼻水やくしゃみ、目のかゆみ、微熱などの症状が引き起こされると考えられます。 神経細胞の糖鎖に異常があると脳のネットワークが正常に機能しなくなり、ボケ(認知症)などの原因になると考えられます。 糖鎖は生命活動にも欠かせません。精子の糖鎖と卵子の糖鎖が触れ合うことによってお互いの信号を判断して受精します。ですから、糖鎖の機能が低下すると不妊になりやすいのです。 また、糖鎖は傷口を再生させたり、傷ついた部分に新しい細胞をつくり、修正したり、継ぎ合わせたりするときにも重要な働きをします。ケガをした箇所が元の状態に戻るのは糖鎖の修復作用によるものです。 このように私達の身体を構成している約60兆個の細胞同士が糖鎖を媒介にしてうまく連携できないときに、さまざまな病気が発生してくると考えられます。つまり、殆どの病気は糖鎖異常が原因となって起こってくるといっても過言ではありません。 健康を守る免疫システム私達の身体には最近やウィルスなどが体内に侵入したとき、これらを排除し、健康を守るしくみ(免疫)が備わっています。この免疫システムを細胞間のコミュニケーションによって動かしているのが糖鎖です。免疫細胞の表面に存在する糖鎖はアンテナとして様々な情報を識別したり、伝達・司令したり、細胞同士の結合、分離などの働きをおこないます。 糖鎖が正常であれば、「自己」「非自己」、有害か無害を認識・識別したり、抗原の種類や特徴を正しく分析したりします。その情報が糖鎖を通して伝わることで、様々な種類の免疫細胞が連携して抗原を攻撃したり、必要がなくなれば中止したりします。 ところが糖鎖の異常があると、抗原を正しく認識できなかったり、細胞間のコミュニケーションがうまっくおこなわれません。そのために攻撃の必要がないものにまで反応したり、本来攻撃すべきでない「自己」に対して攻撃しつづけたりするようなことが起こってきます。 こうした免疫異常によって引き起こされるのが関節リュウマチや自閉症、アレルギー、膠原病、喘息、糖尿病、甲状腺障害などの自己免疫疾患であると考えられます。 たとえば本来必要な関節の骨幕や軟骨の細胞を攻撃・破壊することで関節リウマチが起こり、脳細胞の一部を攻撃・破壊して炎症が生じることで自閉症などが誘発されてくると思われます。 ですからこうした免疫異常からくるしぅかんを改善するには、まず糖鎖を正常に修復することが欠かせないことがよくわかります。 勿論、免疫システムが正常に働くようになれば、自己治癒力が高められることは言うまでもありません。 体内の栄養バランスを整える健康維持には食生活を整えることが基本になりますが、どんなに沢山の栄養素を摂取してもそれが体内で細胞に届き、有効に利用されるかどうかは糖鎖しだいなのです。 糖鎖が正常に機能していると、細胞は自分に必要な栄養素かどうか、糖鎖を通して情報を獲得し、必要な栄養素だけを取り込んでいきます。ところが糖鎖が正常に機能していないと、必要な栄養素が あってもその情報を得られず取り入れる事ができなかったり、余分な栄養素を過剰に取り込んだりします。 つまり、せっかく体内に摂取した食品や栄養素を細胞で生かすためにも、糖鎖を活性化しておくことが重要なのです。 続々と発表される糖鎖臨床報告。 アメリカの医学分野で世界的な権威を誇るNIH(国立衛生研究所)が喘息の臨床試験において、糖鎖栄養素を患者に摂取させたところ100%の効果が得られたと発表しました。 糖鎖を正常にすることで、免疫機能の調整や癌・アルツハイマー、アレルギー、喘息、花粉症、膠原病、エイズ、細胞感染、糖尿病、代謝異常、ホルモン機能、ストレスなどに画期的な効果が出たという報告もなされています。 こうした成果から糖鎖栄養素の発見は、ワクチン、抗生物質、遺伝治療に続く「第4の医学革命」と呼ばれています。 糖鎖商品については、イオン健康ショップのお問い合せフォームへ。 私もそうですが、体のことや健康維持や若返りや老化防止策を考えていくと、必ず本物に出会います。この糖鎖もサプリ要らずの本物だな~と思っています。 同じくサプリ要らずの本物が、天然水素水です。 こちらは、八木が頭で考える前に「導かれるように出会った本物」です。 いま八木が考えているのは、「本物は、お金がかからないところにある」ということです。 そして、自然の中で天然素材として循環しているのじゃないか?などと感じているこのごろです。 では、また。八木 猛Copyright(C)2004-2008 株式会社リプライ All rights reserved 著作転用禁