太っ腹母ちゃんのボコボコ日記

　先日、幼稚園で父母の会主催「コンサートとマジックショー」が行われました。
　プロ(有名じゃないけど)の歌のお姉さんが歌い、その後マジシャンが技を披露する、という催しです。
　以前は、ずっと「杉山兄弟のしゃぼん玉ショー」でしたが、今年は目先が変わり、何だか楽しそう♪　と、私も見に行くつもりでした。

　しかし、「よ」の咳がひどかったため、
「ま、仕方ないか」
と、あきらめました。


「ふ」と「よ」が帰ってきてから、
「今日、コンサートあったんだよね?」
と聞くと「み」は、
「うん。楽しかった」と答えた。

「そうかあ。いいなあ。お母さんも見たかったなあ」
と軽く言うと、「ふ」が私のひざに乗ってきた。
　あれ? 何でヘコんでんの?
と思ったら、きゅっ、と抱きついてくる。
「重いよ」と言いかけた時
「お母さん、見たかったんだ」と言う。

　ああ、心配してくれたんだね。軽く冗談のつもりで言っただけなのに。
「ふ」なりに慰めてくれたんだな。成長したな。と思う。

「ありがとう」って、お返しにぎゅっ、と抱きしめた。