御田植祭
しまなみ海道の一つ大三島の大山祗神社「御田植祭」に行って来ました。朝から雨でしたが、御田植祭が始まると雨も止み、日が射してきました。「御田植祭」は毎年、旧暦の5月5日に執り行われる豊作祈願の神事です。鉾や早乙女と共に三体の神輿が本殿から祭殿まで行進し、豊作祈願の神事と一人角力の奉納が行われた後に、早乙女たちが田植えを始まります。 一番の見どころは一人角力で、愛媛県の無形民俗文化財に指定されています。一時期廃れていましたが、しまなみ海道の開通をきっかけとして、地元の有志によって再び行われるようになりました。目に見えない稲の精霊と一力山とが相撲を取る一人角力は、一見ユーモラスですが、一力山が土俵際に追いつめられて投げ飛ばされそうになると観客はどよめき、まるで本物の相撲を見ているかのような雰囲気です。三本勝負で二本先取した方の勝ちとなります。 クィックをお願いします。 広島ブログ