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テーマ:METALは永遠だ!(185)
カテゴリ:METAL A
<AMORPHIS編>
フィンランドのメランコリック・メタル・バンド。 TALES FROM THE THOUSAND LAKE (1992) " メロデス " というカテゴライズの名称が存在しなかった時代、デスメタルの骨格に民族的なメランコリックな切ないメロディーを導入した当時、斬新な作品として話題になった2nd 。 フィンランドの叙事詩カレワラを基に作られた初期の名作として有名なアルバムだ。後のアルバムにも、このアルバムからの影響が色濃く反映されている AMORPHIS の起点とも言うべき作品でもある。 #3 " The Castaway ", #5 " Black Winter Day ", #6 " Drowned Maid ",#7 " The Fathers Cabin " など、静と動のコントラストが美しい。
ECLIPSE (2005) Pasi Koskinen (vo) に変わりニュー・シンガーとして清濁両方を使い分ける Tomi Joutsen が加入し、復活した7th。 初期のアグレッシヴな音像を取り戻し、メロディに重点を置きながらも持ち味である耽美な叙情美が広がるファン待望の傑作となった。 そんな現 AMORPHIS の美味さを更に極上なものに押し上げている材料は何と言っても、ニュー・シンガー Tomi Joutsen の攻撃性に溢れたデス、哀愁に満ちたクリーン・ヴォイスによるもの。 #1 " Two Moons ", #2 " House Of Sleep ", #4 " Born From Fire ", #6 " Perkele (The God Of Fire) ", #9 " Brother Moon " など、全編に亘りほぼ捨て曲なし!!!!!
SILENT WATERS (2007) フィンランドのメランコリック・ゴシック・メタルバンド“AMORPHIS”の8th。 前作の傑作 「 ECLIPSE 」 に続き、いいアルバム作ったね~!!!全編泣きの入った美メロが、たまらないねっ!!!!!前作からヴォーカルチェンジした“ Tomi Joutsen ”のデスヴォイスとノーマルヴォイスの配置の仕方も、相変わらず胸にグッとくるタイミングでいい感じだし!(嬉)まー捨て曲のなかった前作に比べれば、若干物足りなさを感じつつも、サラッと全曲聴かせちゃうあたり、「LOUD PARK ’07」でも盛り上がるんじゃーないでしょうか。敢えて贅沢言えば、“ Two Moons ”, “ Born From Fire ” みたいなガツンッ!と来る炸裂曲がもーちっと欲しかったかなぁ。 お気に入り曲は、#1 Weaving The Incantation, #2 A Servant, #3 Silent Water, #5 I Of Crimson Blood, #6 Her Alone, #9 The White Swan, #11 Sign。
SKYFORGER (2009) 9th。 AMORPHIS の歴史を総括し、その本質に鋭く迫った作品である。 モダンな要素も取り入れたリーダー・トラック #2 " Silver Bride " をはじめ、持ち味を十二分に発揮した扇情的な叙情メロディが胸に染みる #3 " From The Heaven Of My Heart ", #5 " Majestic Beast ", #7 " Highest Star ", #8 " Skyforger ", #9 " Course of Fate " など、孤高に輝く楽曲の充実度に感動!!!!!
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