ANTHEM編
<ANTHEM編> 柴田直人(b)、福田洋也(g)、坂本英三(vo)、大内“MAD”貴雅(dr)で、’85年デビュー。現メンバー、柴田直人(b)、坂本英三(vo)、清水昭男(g)、本間大嗣(dr)。 <坂本英三 グラハム・ボネット期をPICK UP>ANTHEM (1985) 90pメジャー1st。当時、メタ友に薦められたアルバム。LOUDNESSは知ってたけど、JAPAN METALには滅法弱かった僕。聴いてビックリしたよ!日本にも、こんなカッコいいバンドがあったんだ!って。海外勢にも負けるとも劣らないパワーに満ちたずっしり重い楽曲の数々は僕を興奮させるに、充分な説得力と破壊力を持っているバンドだった。もうそれからは、すっかりハマッてしまいました。和製ヴァン・ヘイレンの異名を持つ洋也の流麗なギターリフ/ソロ、柴田直人のスティーブ・ハリス張りのバキバキベース、MADが放つ、抜けの良いスネアの音・重いバスドラ、英三のパワーに満ちたメタルシャウト、もう・・・何もかもが魅力に富んでいた。「カッコいい・・・」こんな陳腐な台詞しか出てこないが、この“カッコいい”に全てが集約されているのだ!今でも一番の名曲#1 Wild Anthem,重鋼鉄の#3 Lay Downを聴けば、きっと納得する筈だ!他にも#5 Warning Action,#6 Turn Back To The Night,#7 Rock And Roll Stars,#10 Steeler,などスピード&ミッドな鋼鉄パワーメタル満載!日本のバンドはなぁ・・・なんて甘い事言ってないでメタルファンなら、絶対聴け!!!!! READY TO RIDE (1985) 80p限定12インチシングル(5曲入りEP)。CD未発売。#1 Ready To Ride,#2 Shedは新曲。(後、1stのCDに収録)#3 Lay DOWN,#4 Steeler,#5 Rock And Roll Stars,は英語バージョン。コレも良く聴いた。#2 Shed,が好きだったなぁ。しかし、このレコードどこいったんだろ?カセットしか残ってない・・・。限定だったから速攻買ったのに・・・。 TIGHTROPE (1986) 95p英三のヴォーカルもグンと巧さを増し、洋也も作曲に貢献した2nd。このアルバムで思い出されるのは、日大の学園祭ライヴに行った事。後に「酸欠GIG」で有名になったライヴだ。(原因はエアコンだったかな。)演奏が始まって20分か30分位だっただろうか、目の前にいたファンの子らが、バタバタと倒れ始めた。何事かと皆パニック状態になり、演奏は中止。救急車は来るわ、警察は来るわで、大騒動となった。次の日、新聞沙汰にもなりこのライヴは有名になったのだ。結局ライヴは中止になり、友達とショボくれて不完全燃焼の寂しい気持ちを抱えながら帰ったのを思い出します。余談はさておき、本作の方だが、次作「BOUND TO BREAK」が傑作と名高いが、僕はコレが一番好きだなぁ。少々荒削りな畳み掛け・ごり押しのパワーメタルに溢れる楽曲群達が、キラキラしとります。僕的に捨て曲なし!お薦め曲は、#1 Victim In Your Eyes,#4 Tightrope Dancer,#5 Driving Wire,#7 Light It Up,#8 Back Street Groove。 XANADU (1986) 5pPCのゲーム“ザナドゥ”とのタイアップEP。正直、コレを聴いた時「イカン!アンセム終わった!」と思ってしまった。この曲が好きなファンの人ゴメンナサイ! BOUND TO BREAK (1987) 91pザナドゥ路線じゃなくて良かったと思った3rd。2ndを推し進めたタイトで洗練された鋼鉄アンセム節炸裂!アンセム初心者は、ココから入ってみては・・・。当時、チョコッとテレビにも取り上げられ、出演もしていた。それだけインパクトがあったって事でしょうね。もちろん捨て曲はなし!ですな。お薦め曲は、#1 Bound To Break,#2 Empty Eyes,#3 Show Must Go On!#6 Limited Lights,#7 Machine Made Dog,#9 Headstrong。 HEAVY METAL ANTHEM (2000) 88p本当のグラハム・ボネット(ex-RAINBOW,MICHAEL SCHENKER,ALKATRAZZ)を迎え、過去の楽曲を再レコーディングした企画アルバム。ギター・清水昭男、ドラム・MAD、キーボード・三国義貴、ベース・柴田直人。やっぱ、グラハム・ボネットは凄いなぁと思うんだけど、英三や森川が歌う、純粋ジャパニーズ・メタルの方がカッコいいな。なんかグラハム・ボネットが気負い負けしてる感もあるし・・・。だからと言って嫌いなアルバムではない。大好きです!そりゃぁ、あの!グラハム・ボネットですもんっ!って言ってる事が矛盾してますよね。あははは。グラハム・ボネットファンは、絶対必聴ですよ!!!!!お薦め曲は、#1 Gypsy Ways,#2 Evil Touch,#3 Show Must Go On!#5 The Jaggler,#9 Hungry Soul。 SEVEN HILLS (2001) 92p’92年の「DOMESTIC BOOTY」を最後に解散したが、約9年振りに復活を遂げたファン待望のニューアルバム。柴田直人(b)、坂本英三(vo)、清水昭男(g)、本間大嗣(dr)で再結成。英三も復活し、嬉しいですな!昭男のギターも走りまくりでカッコいいし!アンセム節健在!柴田直人さん復活ありがとうございます!!!!!曲の方もいいですな!哀愁的メロディックナンバーで幕を開ける#1 Grieve Of Heart,スピードチューン#3 XTC, 昭男の様式美が炸裂する#4 The Man With No Name,鋼鉄ミッドチューン#5 March To The Madness,昭男と柴田直人の緊張感溢れるインストバトルナンバー#6 D.I.M.422,ヘドバン必至#7 Running Blood,重鋼鉄ナンバー#9 Silent And Perfectlyなど、ファン止めないで良かったー!と思う、鋼鉄アンセムナンバー満載! LIVE’ MELTDOWN (2003) 90p’03年、東京・名古屋・川崎で行った「OVERLOAD TOUR」のライヴベストテイク集。まさに“溶解”。燃え尽きてトロトロになっちまう熱いライヴを堪能せよ!#12 Wild Anthem,で感極まって泣いちゃった。“ANTHEM サイコー!!!!!” ETERNAL WARRIOR (2004) 92pキタねー!これもイイッ!!!英三のヴォーカルもすごく安定してるし、パワーも増大しとる!曲の方も、これぞ!アンセム・パワーメタルだ!紛れもない純粋パワーチューン#1 Onslaught,メロディックチューン#2 Eternal Warrior,#3 Soul Cry,哀愁チューン#4 Life Goes On,昭男の泣きのギターが咆える#6 Distress,スピードパワーチューン#7 Bleeding, 重ミッドチューン#10 Mind Slide,など鋼鉄パワーチューン満載!!!